眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

門前の小僧

「門前の小僧、習わぬ経を読む」という諺があるが、うちの小僧、間違った経を覚えてるようだ。

 
   ここに何度も記したように、姉は家ではほとんど勉強しない。特に試験発表されて、ガッコが早く終わるようになると、速攻でうちに帰って来て、爆睡する。「試験期間中くらいは、勉強する姿勢を見せろ!」と、バトルするのは入学以来変わってない。それでいて、学年順位は入学時の位置をキープしているどころか、むしろ上がっている。ガッコの先生にも相談はするものの、数字だけはいいものだから、こちらもあちらも「まあ、時期が来れば…」で済ませて来た。今回の中間テストもまだ時期が来てないみたいだが…。
 
   さて、今日は、門前でこの様子を2年間見てきたうちの小僧が、初めて臨む定期テストの試験日だ。小僧がこの期間中、よく言ってたのは「俺の方がお姉ちゃんより、勉強してる」。これには、2つ意味があって、試験期間中はいつもより勉強する、お姉ちゃんより勉強すれば文句言われない、という門前経を覚えたみたいだ。
 
 
確かにねぇ、家では、1時間か2時間くらいはやってたかもしれん。それに比べて、姉は、1時間もしてたかどうか?  でもね、私立のお姉ちゃんは、ちょくちょく小テストがあり、結構宿題も出てる。日頃から少しは勉強しなければならないシステムなんだけど、市立のあんたにはそんなテストも宿題もほぼないよね。テスト期間中に勉強しないと、いつ勉強するっていうのか? 
 
門前で見てるだけでは、分からん話。今回は、それでもそこそこの点数は取れそうな出題範囲だから、余計、癖が悪そう。
 
今の市立中学の試験の難易度がどれほどのもんかは知らないが、今回の試験の目標を9割450点にした。「目標を下回ったら、スパルタ塾に行かせる」という条件もつけた。スパルタかどうかは別にして、やはり塾に行かないと勉強しないのかなぁとも、感じた。