眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

統計のマジック

  娘の中間テストの結果が返ってきている。娘は試験終了翌日から「幾何が〇点で、平均が▲点。代数が□点で、平均が●点」などと帰ってきたら報告するのを常としているが、いくつか昨年までと違うところもある。例えば、昨年までの理科が生物、化学など高校の名称で呼ぶようになった。内容的なものはしらんが、高校分野に足を突っ込んでるのを実感する。

 

 そして、クラスの平均点が上がっている。去年の成績表を引っ張り出したわけではないが、感覚的に15から20点ぐらい上がってるのかなあ? そりゃ、学年の上位50人弱を集めたクラスの平均だから、上がるのは当然。後日発表されるクラス順位とかも、昨年まで5番くらいでも15番でも当たり前、15番ぐらいだと最下位になってもおかしくない。ただ、一桁と二桁、真ん中よりはるか上のほうだったのに最下位近く、という数字を見せつけられると、15歳の心は揺れ動くだろうな。

 

  受験生の夏休みならともかく、中2の春休みを経ただけで、急激に賢くなったり、アホになったりするわけではない。ただ、統計の取り方が変わっただけだ。多分、学年順位にすると、今回のテストも中2の学年末テストも大幅に変わらんとは思う。でも、所属する団体の中での立ち位置ってやっぱり気になるしねえ。頑張る子はここから頑張るのかもしれん。そして、それが切磋琢磨につながり、学校全体としてのレベルアップになっていくのかも…。よう、考えてはるわ。

 

 さて、うちの娘。中3になっても相変わらずのテスト対策をしていた。帰ってきてからすぐに宵寝、夕食済ませてテレビ見て、風呂入ったら11時過ぎ。そこから小一時間、自室にいたが、どこまで勉強してたもんやら…。点数的にはそれほど上がったとも、落ちたとも思わないが、クラスの見かけ上の立ち位置は激変しているはず。今回こそは、目覚めてくれるのかなあ?