眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

京大土産

いつだったか忘れたが、何度目かの京大ランチのあと、グッズ売り場で京大オリジナル元素周期表を買ったことがある。水ヘーリーベボクの船って覚えるあれが書いてあるやつだ。


小学生にはまだ早いとは思いながら、まあ、いずれは通る道。取り敢えず、子供部屋の壁に貼っておいた。本当に必要なときには、だいぶ色あせたりしてるんだろうが…と思いながら。

娘のガッコ、中間テストの発表があり、まもなく本番を迎えるらしい。過去数回のテストでは、発表しても特段普段と変わらなかったが、今回は初日からぶつくさいっていた。なんでも、理科の範囲が予想より急きょ増えて、クラス中大騒ぎだったらしい。

それが、30番までの元素周期表を覚えること。私の記憶が確かなら、中学の時にちょこっとやって、本格的には高校の化学でやるんではなかったかな? 調べてみると、我々の世代はそうだったんだが、現在は中学では触れず、高校の領域なんだそうだ。ゆとり教育云々が盛んに批判されていたころ、円周率がどうこういわれてたけど、こんなところもあったんだね。

 数日後、同級生の兄が覚えた必勝法を聞きかじってきた。その方法とは…

「時間があるかぎり、表を眺めていれば、30ぐらいは覚えられる」らしい。

ある意味、天才的な覚え方だとは思うが、娘、早速実践。ガッコのプリントが主だが、時には部屋の周期表を眺めている。

 まだ、色もパンパンの周期表がどれだけ役に立つのか? テストの結果が楽しみではある。

 しかし、中1で高校生領域か? というのが、正直な親の感想だ。