眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

聞くは一時の恥

 息子の塾内テストの結果が返ってきました。もう、見るのも嫌っていうほどの点数でした。算数ができないのは織り込み済みでしたが、今回は国語も無残。いつもは、算数最下位、国語上位でトータル中の下って感じでしたが、今回は、国語が算数より悪い。偏差値でいうと25ぐらい急降下、もちろん、トータルでは底辺層になってしまいました。

 

 まあ、この夏は、去年と一緒だったもんな。勉強する子は5年からエンジン架けるし、息子はまだ、キーがどこにあるかを探してるような感じ。これで、成績が上がるとは思えないが、ここまで落ちると…。中学受験なんて口走るのもおこがましいって感じです。

いろいろ話していく中でこんな会話があった。

 母親「なんで、わからんところを先生に聞かんの?」

 息子「わからんっていうのが恥ずかしい」

 母親「わからんままにして、こんな点取ってくる方が恥ずかしないん?」

 息子「…」

そうなんよ。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。いつぞやの娘の塾の懇談会のこと、思い出しました。以前に書いたように、娘の懇談なんて、よくできてます」で大概終わりだったのだが、そこに通りがかった塾長がポツリ。

 「この子は、わからんところがあったら、素直にわからんっていうのがええな。これぐらいのレベルの子になったら、プライドもあるからなかなか『わからん』というのは勇気いるんやけど…」。

 まあ、それも善し悪しで、昨日も犬のしつけの「おかわり」について、「それ何?」って聞かれて絶句。後で得意のスマホで調べるぐらいの羞恥心ないもんかなとも思うが…。

 プライドがトップクラス並みで、成績が最下位クラスの息子と、成績は最上位でプライドゼロの娘。足して二で割れないもんかな?