眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

不合格のしらせ

 土曜日、第2志望の合格通知を手にしたいとこ、日曜日に本命校を受験したが結果は残念に終わったらしい。本命校の発表は昨日午後2時過ぎ、第2志望の入学手続きは同日午後5時まで。おそらく落胆する息子といっしょに悲しんだりする間もなく、振り込みの手続きをしたのだろう。息子君もつらいだろうが、親の方も辛いのに悲しんでばかりもいられない、親としてそっちのほうが気になった。

 が、第2志望は娘のガッコ、今年からネット出願を受け付けたり、合格発表も当日午後9時からになったとはいえ、一応経験者。あらかたの流れは、たいして二年前と変わってないはず。娘の時は、500円程度の手数料を払えば後日、入試の結果を郵送してくれた。とはいえ、「400~391」「390~381」のような合計点の階層を分け、その層に何人いるかを書いたものの横の欄に○印をつけただけのもの。正確な点数はわからんし、席次も上から順に足し算しておおよその番手を推測するだけの簡便なものだった。その席次の40番目ぐらいまでは上位クラスに配されるのが事前にわかるだけしか利用価値がなかったなあ。うちはそんなことも入学まで知らなかったので、まったく意味がなかったのだが…。

 ところが、いとこの本命校、発表時点で合格まであと何点足らなかったかまでわかるらしい。いとこの場合、10数点足らなかったという。こんなことが、試験翌日にできちゃうなんて、世の中、すごすぎる。

 ボーダー付近の10数点に何人不合格者がいるかと考えるか、たった2,3問、あの計算間違ってなかったら…とみるかは、それぞれの立場によって違うだろう。親子で悩みに悩んだ末、今日行われる後期試験にネット出願したという。

 昨日時点で、たとえ後期試験に受かったとしても、ギリギリで入るには違いないから、下まで余裕のある第2志望の方に行くのがいいかもしれない、との話も聞いた。もちろん、入学金等30数万は捨てることになるしねえ、その時点でうちだったら検討の余地はないけど…。よっぽど、息子が頑張った姿を見てきたんでしょうな。うちは、娘も息子もみたことがない。

 ただ一つ。娘のガッコ、その本命校と併願して両方の合格をとって、こちらを選んだ子が多数いるとのこと。地理的要因と医学部志向の生徒に人気があるため、隣県の塾の偏差値表では読み取れない事情もある。思惑通りになるとは思わないが、こちらからいう話でもない。

 試験が終わっても、一件落着とはならないケースもあるんだねえ。