眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

280日と190日

 先日の塾のガイダンスで、塾長が言った。「今年度の入試日はすでに発表されていますね。ご存知でしょうか? 残すところあと280日あまりです。頑張りましょう」。

 「そうか、もう今年の入試から3か月近く過ぎたもんな。300日切ってるんやなあ。間に合うんかいな?」 と、少々不安になった。

 息子、塾では春期講習が終わって、学校では新しい学年になって、少々浮かれ気味。さっぱり勉強もせず、遊びまわっている。昨日も夕食後、スマホで動画ばかり見ている息子を捕まえて、ちくりとそのことを言ってみた。

 私「この前の塾長の話では、入試まであと280日ぐらいしかないらしいやん。あれから何日かたってるから、270台になってるかもよ。遊んでばかりやったら、落ちんで」

 息子「そうやったっけ? でも、学校の先生はあと190日しかないっていうてたで」

 私「??」

 

 嫁「それって、土日とか夏休みとかぬいた数ちゃう?」

 息子「そう、そう。そんなこというてたわ。」

 そうか、小学校に通うのもあと200日ないんか。この前、姉がランドセル背負って学校に行きだしたとおもったら、後200日足らずで8年も過ぎてしまうのか…。と、少々、感傷的になってしまった私。

 が、目の前でスマホいじってる息子をみて、現実に引き戻される。

「学校でも、塾でも残された時間がないってことを言われてるんやろ。塾のほうが、残された時間が多いのは、日曜も夏休みも勉強せえいうことやんか。さっさとやれ!!」と、つい怒鳴ってしまった。

 そうだな。やっぱり、時間足りないのかな? いつ、こやつは冬眠からさめるのだろうか?