眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

入試当日

 きょう23日は、県立中学の入試日。うちの県の中学入試は、私立を含めてもこれで終わり。数日のうちに6年生全員が春から行く中学が決まり、あとは卒業までの思い出作りに入ります。一方で、中学受験の主役がいよいよ5年生になることを意味します。

 頼みの塾に関しては、先日説明会に行った御用達塾でほぼ決まり。説明会を聞く限り、どこの塾に行っても大差ないというか、合格ノウハウなんてどこにもないってことがよくわかりましたし、それなら、友達も多く通ってるっていうその塾でいいかって思っています。なにより、モチベーションを保つことが大事ですから。

 県立中の入試で一番必要なのは、文章表現力と聞きます。作文という試験もありますし、学力考査も全て記述式。一方、息子が冬休みの宿題に書いた旅行記の作文は、あそこに行って、つぎにここにいって、その次はそこで、楽しい旅行でした、っていう内容。正直、全く目がないとも思いました。

 が、先日、今日から作文トレーニングするで、といって、作文を書かせました。テーマは、姉。内容は、姉の悪口ばかりで家族内ではバカ受けしました。当然、娘の機嫌はすこぶる悪くなりましたが…。

 でも、起承転結がしっかりかけているし、接続詞の使い方も間違ってはいない。表現もところどころ面白い。原稿用紙を埋めようとする意識が強すぎて、まだまだ余計な修飾語だらけの作文ですが、正直、勝算はあるなあと思いました。あとは、語彙力と展開のテクニック。もちろん、本番は「読書の意義について」とか「優しさの定義について」のような抽象的なものですから、知識のバックボーンは必要でしょうが、書くことにおいての基本はまずクリアできそう。

 うん、そう信じて、一年やるしかないなあ。親子とも。ま、偏差値もあげなあかんですけど…。