眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

京大と医学部

 東大はじめ国公立大学の前期試験の合格発表があり、今週の週刊朝日とかサンデー毎日あたりに速報版が掲載される。データ好きの娘、ガッコの帰りに駅ビルの書店で買ってくるという。この手の雑誌ってコンビニで取り扱いが少ないし、比較的大きい書店でも扱いがなかったりする。昨年までは私が買ってきたのだが、うちの近所で扱っていた書店が二件とも昨年中に相次いで店じまいしてしまい、今年はどこで? と思ってた。

 まあ、サンデー毎日なんかのデータも学校の自己申告だろうから、データ的には先週末ぐらいには娘のガッコも出てるんだろう。どういう経緯で出てくるのかは知らないが、毎年、某掲示板群の娘のガッコスレには数日早く結果が書き込まれ、ほぼ同数の結果が週刊誌に掲載されている。

 今年も書き込みがあった。それによると、東大微増、京大半減、阪大増…みたいな感じ。週刊誌には、旧帝大とか大都市の国立ぐらいしか載らないので、非常に地味な感じになる。が、最近のガッコの動向を見ると、医学部の発表が出そろうまで、今年の成績がいいのか悪いのか判断できない感がある。昨年は、医学部のランキングで全国10位以内に入ったと、校長が胸を張っていたが、今年はどうなんかな? まあ、そのうちの3分の1ぐらいは地元の医大なんだけど、それは昨年並みの成績とか聞いたけど…。

 別に学校経営にかかわっているわけではないので、その統計の取り方がどうとかいうつもりはない。が、その掲示板にさんざん書かれているように、地元医大>京大・非医みたいな感覚がどうもあるようだね。偏差値的には、医学部≒東大、京大非医学部みたいなことはそこでも書かれてきたけど、ほんとのとこ、どうなんだろ? 偏差値はそうでも、やっぱり、東大、京大のほうが、かっこいいかも…と思うのは、世間知らずな親だけなのかな? 

 いや、この流れに流されて、うちの娘が医大に行きたいといいだしたら…。あんな不器用で、優柔不断で、気の利かない医者なんかに、たとえ皮膚科でも診てもらいたくないけど。逆に言えば、医大に行っちゃうと医者になる以外道ないしねえ。偏差値たりて、周りに流されたら、そうなるかもしれんし。

 ま、そういうことは、高校2年ぐらいで悩めばいい話。いや、そのころになったら、医大とか口に出すのもはばかられる成績かもしれんし、今のうちに楽しんでおかないといけないかも。そういう意味では、存分に楽しませてもらってます。

 

日本史A

娘のガッコ、学年末テストが終わったと思ったら、その答案より先に、新学期から使う教科書や参考書の類いを持って帰ってきた。各教科ともすべて高校のやつ。時間を有効に使うガッコの姿勢には相変わらず関心するが、さすがにそれくらいでは公立育ちの親もびっくりしなくなった。親も成長したことを実感するなあ。


パラパラとページをめくってみたが、化学とか生物とかやった記憶すら定かではないほどの内容。確かに授業はあったように記憶するが、先生の顔や名前すら覚えてないのだから、内容がわからんのも当然といえば当然だ。

まだ多少は記憶にある日本史の教科書には、びっくりした。日本史Aという名の教科書は、薄っぺらいし、ほぼ明治以後の内容しかない。だいたい、昭和と平成の間の高校の日本史なんてAだのBだのあった記憶がない。

調べてみた。ちょっとググっただけでは、変わったのはいつの頃かはっきりしないほど歴史は古い。少なくとも平成の一桁にはあったようだ。日本史Aというのが、地歴というカリキュラムの中の歴史分野の半分、日本史Bというのが昔からの日本史という感じだと分かる。入試で日本史のある大学を受けるとすると、Bの教科書をやらないと選択肢が狭まるようだ。

知恵袋にあった回答が興味深い。「日本史Aは、職業科の高校が採用するところが多い」。おそらく、商業科や工業科の専門科目との絡みで、社会科の時間が減らされてるんだろうな。

しかしね、娘のガッコ、仮にも県下有数の進学高校。知恵袋にある「あ◯高校」とは言い難い。日本史Aでは、困る生徒もたくさんいるはずで、実際、日本史Bが課せられている有名大学進学者は多数いる。抜かりはないとは思うが、興味深い話ではあるなぁ。


あと3か月

 小学校生活も残すところ、あと2週間程度になった。小学校でももう卒業式の練習とか、最後の○○みたいなことが結構続いているみたいだ。この週末は、中学校の制定品販売の日。残り少ない小学生と、間近に迫る中学生の間で、息子も少々多感にはなってるみたい。もっとも、「もう小学生も終わりだし…」と枕詞をつければ、なんでも許されるという感じがしないではないが…。

 娘のときのこの時期を振り返ってみると、身近に同じ中学に進学した人がいなかったので、ほとんど手探り状態だった。電車は何分に乗ればいいのか、自転車はどこに置くのか、今から思えばたわいもないことでもまったく情報がないから不安もあったが、「まあ、なるようになるやろう」と開き直ることもできた。

 一方、息子、当たり前のことだが、多くの同級生が同じ学校に進む。隣の中学も同じようなもんだから、あちらこちらから、情報は集めようと思わなくても入ってきてしまう。これはこれで便利なのだが、困った点も…。

 例えば、塾の問題。こちら「受験も終わったことだし、中学に慣れるまではええか?」と思っていた。でも、小学校のときに塾に行ってなかった子でも、中学に上がると同時に塾に行きだすらしい。なんでも、中一の1学期中間テストからもう内申点にかかわるのだから、エンジンかけていかなければならないって話だ。中には、先生の心証をよくするために「こことあそこをこんなふうに先生に質問してきな」っていう親もいらっしゃるという。そう考えると、中間テストまであと3か月しかないわ。いやあ、高校入試ってそんなに大変なん?

 自慢ではないが、私、中学の通知表に5から1まで全部あったよ。塾の先生に「5か4が大半で体育3とか、2か1ばっかりで音楽だけ5とか、3ばっかりとかが普通の中学生やねん。こんなバラエティに富んだ通知表は初めて見た」と言われた記憶が鮮明にあるな。当時と通知表の付け方が違っているとは言うが、この成績では、おそらく今の母校には入れないだろうな。

 逆に言えば、親が先生の心証をよくする努力までして、うちの母校に入りたいもんかなあとも思う。息子も現時点では、リベンジを果たす(=私の母校を目指す)とか言ってるけど、先生のご機嫌取りまでしないと入れないのなら、こちらから願い下げ!! と、思わんでもない。

 いや、結局、情報が多ければ多いで、「まあ、なるようになるやろう」と開き直るしかないのだろうが、塾ねえ、検討しないといけないのかな?

 

理系と文系

 娘のガッコ、学年末テストの真っ最中。初日に通知表5まであと1点といっていた数学が撃沈して、不機嫌になった娘だが、二日目の英語が思いのほかできたみたいで機嫌を直した。しかし、たかだか定期テストで一喜一憂するこの悪い癖、なんとかならんもんかなあ。このままいけば、大学入試でセンター試験(娘の学年から変わるらしいが)で失敗したらまったく挽回の余地ないやん。

同世代の大半は、来年高校受験を体験する。その中で成績が悪くても開き直ったり、それを糧にしたりして、最後、ゴールという経験をしてくるのだろうが、娘は、中高一貫のためそれがない。中学受験はしたといえども、親や塾の占めるウエイトが大きかったからねえ。もう少し上の学年になれば身につくのかしら?  

 数学の試験がダメだった日、投げやりになった娘が「もうこんなんやったら、文系にしか行かれへん!!」といいやがった。まるで、理系より文系のほうが下みたいないいかただった。

 確かに、娘のガッコで目標としてよく言われる「東大、京大、国公立医学部」への進学者をみたら、医学部はもちろん全員が理系だが、東大、京大でも7対3ぐらいで理系のほうが多い。ガッコのいう目標達成者のうち、文系は2割ぐらいしかいない。よって、文系はあほ? っていう論理なんかな?

 でもね、東大の定員に対する文系の割合って4割程度でしょ。京大に至っては2割ぐらい。一口に東大、京大っていっても、理系のほうが枠大きいやん。しかも、国公立医学部ってほとんどの県に一つはあるわけで、調べてみると枠は全国で6000人弱あるらしい。規模からいえば、東大、京大合わせたぐらい。そう考えたら、理系のほうが枠が大きくて、入りやすいだけ、とも見える。

 ま、どちらに進んでもよろしいですが、文系も賢い人は賢いのよって、ことは、きつく言っておかなければ…。両親とも私立文系ですが、何か問題でも?

 

 

 

最後の塾

 息子が昨年の今頃から通い始めた県立中学受験御用達塾も、中学準備という名の体験授業も終わり、最後を迎えました。息子の志望校だった中学の併設高校の受験にも強いとされるその塾ですが、ひとまず塾というものはお休みしようと思っています。再び通うのは、3年生ぐらいからになるのか、1年の夏休みぐらいからになるのか、同じ塾に通うのか、はたまた違うところに行くのか、まったくもって未定ですが、とりあえず中学生活になじむことを一番にしたいと考えています。姉もそうでしたし…。

 最後の塾を終え、「きょうは関数を習った」と無邪気に話す息子。

私「そう。そんで最後の塾終わって、ほっとした?」

息子「うん。」と間髪入れずに答えた。

 入試以来、学校の宿題以外はほとんど勉強というものをしなかった息子。受験ブログをみてると、習慣で勉強しないと落ち着かないという子もいるらしいが、うちの子はまったくもってそれはない。春から娘と同じガッコに通ういとこなんかは、早くもガッコから課題が出てるらしいから(そういや、2年前、娘もやってたわ)、スタートに立つ前から差がついてる気がしてならない。

 小学校の約二年では勉強に目覚めなかった息子。いや、好きになれとは言わないのだが、仕方なしにでもやるぐらいのレベルにも達しなかった。さて、いつか目覚めるんだろうか? 

 今のところ、不合格ショックからは立ち直ったが、それを糧にしてるようにはみえないのだが…。

 

あと1点

 娘のガッコ、学年末テストを間近に控えている。去年は試験は受けたものの、インフルエンザにかかり、その後、長期休校を余儀なくされて3月はほとんど登校しなかった。皆が初めてもらう通知表がどんな基準でつくのかとか興味津々のとき、家でぼーっとしてた。元気に登校した時は、皆の興味はすでに新学年のクラス分け。3月あたりの学生生活は今年が初めてで、娘もいろいろ聞いてきた。

 それによると、通知表の5っていうのは、各学期の平均が80点以上だったらくれるらしい。娘、2学期末現在、数学が79点。5にあと1点足らないという。たかだか1点で、5と4はやっぱり違うなわなあ。

 それもあるし、先日の大爆発の件もあって、今回は割と勉強しているような気がする。

 時は国公立入試が終わったばかり。数年後、1点差で泣くことがないように、ここは踏んばってもらいたいのだが、ここ数日、徐々に緩んでる気が…。

 ま、結果が出たら、また、説教しないといけないかもね。

ずる休み

 一昨日、私と妻、両方が娘の態度にブチ切れました。前段階にはいろいろあったのだが、堪忍袋の緒を切り落としたのは、宵寝。学校から帰ってきて夕食まで寝て、飯食ったらまた寝やがった。翌日に期末テストの発表があるというのにだ。それをこんこんと説教しているとき、スマホ片手にLINEしながら聞いてやがったから、ついにブチっとなった。娘の手からスマホを取り上げ、床にたたきつけた。

 弟の受験失敗もあり、親としてもスマホの野放し状態はいけなかったと常々思ってたこともあって、「こんなもんのために人生棒に振ってもええんか?」と怒鳴り散らして、何度も何度もスマホを床にぶつけてやった。結果、スマホはフレームが変形して、横のボタンが飛び出し、フレームと液晶の間に数ミリ程度の隙間が空いた。それでも、一応、画面は映るし、電話もできるのは、すごいね。

 が、スマホが無残になった娘は号泣。「もう私死ぬ」とか極端なことまで言い出して、母親も巻き込んで大騒動になった。捨て台詞に「もう私なんかいないことにしといて」とかぬかすもんだから、こっちも無視して寝てやった。

 翌日。起こされなかったら、案の定、起きてこない。もう間に合わないという時間になって、パニック気味に起きてきた。そして、弁当がないことに気づく。母も腹に据えかねたらしく、この日は弁当も作らなかった。「もう、学校休む」と言い出しても「そうすれば、ガッコから電話あったらずる休みしますとでも言え」とそっけなく母に言われ、父母は仕事に、弟は学校にでかけた。

 それから、昼下がりまではひとりぼっち。自分のことも反省する時間ができたのもよかったのかもしれない。母親とは3時ごろに和解し、私も帰るなり「ごめんなさい」といわれた。そう、まだまだ親がいないとなんもできない中学生ということを実感するのにいい機会だったのではないのかな。

 いや、家庭的には丸く収まったのだが、ガッコ関係は? 昨日は試験発表なのに、無断欠席しても大丈夫なんか? とはいえ、ガッコから電話の一本もないし、なんて面倒見の悪いガッコなんだ!! とも思う。

 が、事実は、担任がインフルエンザでこの日から休み。よって、この日のずる休みもほとんどおとがめなしみたいな感じで終わりそう。ガッコでも優等生ではないところを見せるいい機会だったのに、悪運の強いやつだわ。

真っ赤な自転車

 春から息子が通学に使う自転車を買いに行った。先日、妻が説明会の時に自転車で中学まで行ったのだが、約20分ぐらいかかるという。まあ、それは、車が通れる広い道を行った場合の話、おそらく自転車でしか行けない道を開拓してくるだろうから、15分かかるかかからないかって感じの距離だろう。近くもなく、遠くもなく。普通なら、そんなに自転車も傷まないはずだ。

 が、息子の現行自転車、2年前に買った折り畳み式なのだが、ライトは100均製のものだがすでに5回は変えた。先日は、変速機のカバーが外れた。タイヤはすでにツルツル。4段から5段の切り替えがうまくいかない。少々お高いのを買ったから、ぱっと見はまだまだいけそうだが、よく見ると、ボロボロだ。一方、姉の自転車もほぼ同時期に買ったが、あさ○製のやつだから、少々さび目が出てきたが、まずまず良好な状態。まあ、ほとんど駅と家とを往復するだけだから、納得はするのだが…。

 さて、店に行く前、夫婦で議論になる。ここでいいのを買って高校卒業まで6年乗るか、安い目のを買って、高校進学時に新調するか? 妻は前者、私は後者だった。が、現行自転車のことを話し、「下手したら、中学3年ももたんで」と話すと、いたく納得し、安い目3年の線で話はまとまった。

 訪れた店は、イオンの自転車屋さん。受験直前、「県立中学受かったら、メーカー物の変速機付き、落ちたらイオンの変速機なしで決めとこう」と言った店だ。結局、買ってきたのは、間をとってメーカー物の変速機なしだった。値段的には、上と下で1万円も変わらないし、イオンの感謝デーで5%引きだし、どれ選んでもよかった。実際、変速機ついても2万円で収まるんやったら、結構安いし、それも勧めた。が、息子、「俺、変速機つかいにくいんよ」とかいうわけわからん言い訳をして、変速機なしを選んだ。きっと、落ちたことのうしろめたさみたいなのを感じてるんだろうな。普段はそんな素振りを微塵も見せないが、まだまだ引きずってるところはあるのかもしれないな。そう、そういう気持ちも大事、私も口には出さなかったが、少々成長した息子を感じたなあ。3年後の今頃、今度は、思うがままの自転車買ってもらえたらいいのにね。

 しかし、こやつが選んだ自転車の色は赤。赤、青、白、グレーの4色あって、一番男子中学生が選ばないであろう色を選んだ。そういや、こやつ、なぜだかしらんが、赤いパンツにこだわる。2枚組の青いほうはたまにしかはかないらしい。子供用の赤パンツはなかなかないらしく、母親も苦労している。そして、自転車も赤。ひょっとして、今はやりのカズレーザーみたいになるんかな? あそこまでいけば、立派ですが…。

生徒会長くん

 大学も高校もまだ入試が残っているので、塾業界のいまのターゲットは新小4をメーンにした中学受験生。あらゆる媒体を使った勧誘の広告を毎日見かける。逆に言えば、媒体にとっても書き入れ時。昨日うちのポストに放り込まれたフリーペーパーは、本紙のほかに「中学受験特別号」と題した別紙も入ってた。内容はといえば、私立と県立の提灯記事や入試問題の下にそれぞれの専門塾の広告がでかでかとって感じ。記事といえば、昨年のものと変わってるんか? と思うほどの当たり障りのないもんで、違うとすれば、現役高2生の顔写真とインタビュー記事ぐらいかな?

 何気に娘のガッコの記事を見た。いかにも賢そうな顔立ち、記事見ても数学オリンピックに出たとかあるから、実際賢いんだろう。ま、ガッコ通して記事も書いてるだろうから、それなりの人選はしてきているはずだ。

 しかし、この男子高校生の名前、どっかで見た。このあたりで一番多いかもしれない苗字に、響きは普通の名前、しかし、漢字の使い方が特徴的…、そうだ、この子、昔の会社の先輩の次男坊やん!! 生まれたとき、お祝いに行ったわ。あれから17年か、父親におむつ替えられてたあの子が、もう高2、しかもかなりの秀才に育ってるんや。いろいろあって、その後一度もあってないけど、なんか、感慨深いなあ。 

 その秀才くんは、娘の先輩にあたる。おそらく学年でもトップクラス、ひょっとしたら、東大理3とか狙ってるかもしれん。動向が気になるので、娘に定点観測するよう命じ、その記事を見せた。

 娘「この人、知ってる」

 私「なんで??????」

 娘「生徒会長やん」

ふーん。すでに学校ではちょっとした有名人なんだな。

 娘「生徒会長は、ガッコ側からの指名なんやって。成績の上から順に打診していって、断られたらその次みたいな感じで決まるらしいわ。ま、大体、1番の子がなるって聞いたけど…」

 トップクラスではなく、トップなのね。

 娘よ、いい目標ができましたなあ。

 来年からの目標は、「めざせ 生徒会長くん」だわ。

 

 

 

今、気づいたこと

   息子が市立中学に通う=高校受験があるということだ。今は、落ちた中学の併設校にリベンジするとか言ってるが、ひょっとしたら工業高校や商業高校に進み、大学には行かんかもしれん。普通科みたいなところに行ったとしても、「俺、パティシエになる」とか言い出すかもしれんし、「炭焼き職人になる」というかもしれん。それはそれでいいのだが、とりあえず高校には行くだろう。それは、3年後の今頃、親の心と懐を痛めていることを意味する。


   娘は、中高一貫校。入学直後から、「東大、京大、医学部」とはっぱをかけられてきた。そこまでたどり着くかは別にして、とりあえず大学は受けるんだろう。だったら、4年後の今頃、親の心と懐を痛めていることを意味する。

   そうか。東京オリンピックが行われるあたり、我が家は精神的にも経済的にもしんどい年が続くのかあ。世間的には、徐々に五輪に向けて盛り上げようみたいな雰囲気は感じつつあるが、 来ていらなくなってきたわ。