最後のチャンス

地元のフリーペーパーの広告に、息子の塾のものが出てた。夏期講習も最終盤、新学期の勧誘といってもまだ夏休み。なんとも間の悪い広告だなぁと思った。事実、夏休み前なんかは、大小入り混じってほとんどが塾の広告のような感じだったが、この日はこの広告だけ。かえって目立つから内容までしっかり見てしまった。

広告の内容は、6年生対象。準会員を募集するらしい。息子たちは、正会員、準会員とは、どうも、普段の授業を抜いた模試とか講習とかガイダンス、懇談などが受けられるみたい。ちなみに正会員は募集しないんだそうだ。

はて？ これが意味するところは？

今から入っても、合格できるってこと？ じゃ、夏休みを棒に振ったうちの受験生も、まだまだ目があるんじゃないのか？  うん、きっと、そうだよ！あきらめるのはまだ早いよね。

正直申し上げて、一学期までの塾の内容って、学校の授業と大差ないようにみえる。学校より少々進んでいるかもしれないが、レベル的にはそう大したことやってない。

2学期からの内容は入試を意識していくのかどうかは知らんが、受験しようかと思うくらいの子なら、付いていけるんでは？ と思う。

が、授業は受けさせないが、講習とか模試はOK。つまり、暗に他の塾に行ってる子をターゲットにしてる？ 県立中御用達塾だからなあ、それもあるかも。そんで、その子たちも合格者にカウントすれば、塾の実績もあがるっていうオトナの事情？ 

いや、きっと前者だよね。そうでなければ、うちの受験生の立場は…。