眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

2月になると

  今年も残すところあと◯日、という言葉が聞かれるようになった。ということは、入試までも残り少ない。まもなく残り1ヶ月を切るようになって、ついに塾の正規カリキュラムが終わった。あとは、試験日まで冬期講習とか直前特訓とかいう名の特別授業になるらしい。

 
  息子の塾は、幼児教育から大学受験まで直営、フランチャイズを含めて全ての年代に対応している。中でも県立中高受験は御用達みたいな感じだ。先日、最後の受験説明会があり、受験までの過ごし方や今年の見通しなどに加えて、2月以降のことについても塾長から話があった。

  中学に進むに当たって、塾には二つコースがある。県立中学の授業に特化した県中コース、そして3年後のリベンジを目指す県立高受験コース。塾からすれば、どちらも勧誘のチャンスがあるわけだ。塾長はいう。「例え、今回中学受験が残念だったとしても、この経験は変えがたいものだ。3年後、高校から入って◯◯大学に行った子もいます。うちには、アドバンスクラス(正式名は忘れが、こんな感じ)があって、サポートします」。なんか、中学受験した人としてない人でクラスを分けていくみたいだ。授業料も安いんかも。でも…。

  実際問題として、仮に合格者の100%が塾出身者が占めたとしても、枠は足らない。実際は40%あれば御の字くらいだろうから、落ちる子の方が多いだろう。聞いといて損はない話かもしれんが、聞きたくもない話。とりあえず、聞き流しといた。

  改めて問い直すことのない結果が欲しいなあ。