眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

吉兆

   最近、奈良で計画を立てたものの時間の関係で行けなかったところに再度チャレンジした。

  まずは、五條の焼肉店。以前、奈良からの帰りに夕飯を食べようと向かったのだが、タッチの差でオーダーストップの時間、なくなく諦めた。今回は混雑時間を外して、11時代に入店。名物、焼肉弁当を堪能した。700円台でこのボリューム、吉野家のすき焼き御膳と比べてもお得感は半端ない。
   一つ目のリベンジを果たし、次は息子の合格祈願。前回、塾に間に合わなくなったので、なくなく諦めた安倍文殊院を参拝。特に紅葉で有名でもなく、受験シーズンにはまだ早いからか、楽々入れた。新春恒例の合格祈願花絵絵馬も作られており、タイミングとしてはバッチリだった。
   最後に訪れたのは、紅葉真っ盛りの談山神社中大兄皇子中臣鎌足蘇我氏打倒の密談をしたという神社。最近は、大化改新といわず、乙巳の変というらしいが、神社にも大化改新ゆかりとしか書かれてないのは興味深かった。出世の神様として有名だから、なんとなく受験にもご利益あるだろう。紅葉か祈願かどっちがメーンかは大きな声ではいえないが、ありがたく参拝してきた。
   ここでふと気付く。この住所なら、モンブランで有名なラペッシュは結構近い?  調べてみると、ほぼ帰り道だ。これは寄るしかない。店に着くと店内はごった返しており、整理券が配られている。店員が近づいてきて、整理券を渡されたが、うちの次の人からは、「今日は売り切れです」。

   まあ、年に数回来れるくらいの距離だから、ダメならダメで仕方ないと思うぐらいだが、合格祈願に来て、その帰りに滑り込んだのは大きいよね。きっと。

   まさに吉兆。いい感じで、あと2カ月望めそうだ。もっとも、当の息子、モンブランは嫌いで食ってないのだが…