眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

バカ点

 娘のガッコ、中間テストがすべて帰ってきたらしい。試験発表前、やっとやる気スイッチが入ったと思ったら、発表されるやペースダウンした娘、その結果は? 

 数学赤点。娘のガッコの基準は平均点がなんぼでも、60点以下は赤点。前回赤点取ったときは、平均点も赤点レベルで、娘は平均よりかろうじて上だった。が、今回の数学は平均点も赤点だが、自身の点数も平均以下。ショックは大きかったみたいだ。

 とはいえ、日頃の勉強姿勢、勉強時間的に見ても、それで当然だと思う。苦手にしている数学を克服しようと、Z会を申し込んだものの、たまる一方。ガッコとZ会で進度が少々違うらしいが、そんなもの調整してくれる、っていうのに、それをしないでたまらせている。そういうことから、始めるのが筋だろう。

 娘の言い訳としては、「計算ミスがいっぱいあって、それができてたら何点アップしてるから、赤点回避できた」、とか、「○○ちゃんは、わからん問題は全く手を付けず、分かる問題だけ見直しもできたから点数よかったけど、私は全部やって見直す時間がなかった」とかグダグダいうてました。が、それこそ試験の点数を上げるためのテクニックの基本。中学受験まで経験させたのに、そんなこともわかってなかったなんて、そちらの方がショックでした。

 とまあ、そんなことを言い聞かせたのだが、まだ、グダグダ言ってる娘。

あんまり腹が立ったので、

 「赤点で平均点より下ってことは、バカ点やな。そんな点数取ってきて、えらそうにいうな。このバカ点女!!」と、思わず口走ってしまいました。

 

 正直、言い過ぎたかも、と思って、これでショック倍増とかになったらどうしようとも一瞬思った。が、「バカ点」という言葉が非常に気に入ったらしく、素直に話を聞き出した娘。なんか違うような気もするけど、ま、いいかっと思っている、今回のテスト結果でした。