眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

それな

 新しい塾の保護者懇談会がありました。正直、成^ ^績云々もありますが、塾でしゃべりっぱなしで、迷惑かけていないか、それが1番の心配でした。受験モードも高まりつつあるなか、他の親御さんから苦情の一つでもあれば、申し訳ない。下手したらクビになるかも…とすら、思っていました。


  先生がおっしゃるには、おしゃべりなのはお見通し。だから、教室では、学校の違う子たちに囲まれた席に座らされているのだそうだ。確かに、この世代の子ども、なんだか学校とかクラスとか、囲われた枠に縛られがち。姉なんかも、塾の生徒の顔と名前は知っていても、話ししたりするのは、同じ学校の子ばかりだと聞いた。

  しかし、うちの息子、ショッピングセンターにいけば、ゲームの順番待ちの見知らぬ子と話し込んだり、公園にいけば、見知らぬ子とブランコしてたりする。空手の試合にいけば、先生にちょっと黙っとけ!といわれたら、「他の道場の子としゃべるチャンスやから大目に見て」と言い返す。ま、静かなのも時間の問題かもしれん。

  ま、成績の方は、まだデータがないので具体的には言えませんが、と前置きされたうえで、十分合格を狙えるとの話。にわかに信じがたいが、可能性があることがわかっただけで、今回は十分だ。しかし、学力云々よりも決定的に足らないものがあると、指摘された。

  受験生としての自覚。

まさに、それな、って感じでした。