眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

ガイダンス

先ごろ、塾のガイダンスなる催しがあった。事前のパンフレットの内容から、入塾説明会と大差ないとは思いながらも、初めての行事でもあるから参加した。


県立中志望の小4から小6までの親子、ざっと500人はいただろうか。推測するに、1学年100人位の子供はいるだろう。当日、参加してない子もいるだろうから、全塾生では、200近い子供がいるのかもしれない。それだけで、人気2校の定員は超える。厳しい世界だ。

周りの様子を見てみると、姉のガッコの集まりなんかと比べると、メガネ率低い。姉のガッコなんて、マンガに出てくるようなカシコそうなメガネ君、メガネちゃんだらけだけど、こちらはそれほどでもない。当たり前といえばそうだが、昨年、息子の志望校に学校見学に行ったときと同じ傾向だ。

ガイダンスと名はつくが、結局は、塾長の講演会みたいな感じ。入塾説明会の話題とそれほど変わりもなく、少々退屈な2時間半だった。

一つ良かったこと。
塾長が、「朝、自分で起きれるか? 時間が来たら、勉強しだすか?」と、子どもらに問いかけた。息子、どっちもできてない、と、つぶやく。数秒後、塾長、「いつもいうけど、それができないのをなんていう?そう、幼稚っていうんやで。成長しような」と、話した。

そう、それなんよ。親の前でビシッと幼稚って指摘され、少々、ショックを受けた息子。6年のプライドもズタズタに引き裂かれ、親にもばれたのが、ショックだったみたい。いや、息子よ、学校の先生にも前の塾の先生にもそう聞いてます。今更って感じなんですが…。これをキッカケに、成長しようね。

悪かったこと、二つ。ここの塾、県立中学受験のご用達のように聞いていたんだが、新聞のチラシにも、ホームページにも合格者数が出てこない。でも、県立中学ご用達、勝手にそれぐらいと思ってた数字があったが、その日の資料の片隅にありました。しかし、思ったほどの数字ではない。ホントにゴヨウタシ?

そして、帰りがけ。塾長が書いた、塾の方針が書かれた色紙が配られた。講演の際は、恥ずかしいのでご希望の方だけ持って帰って、という軽いノリだったが、山と積まれた色紙をみると、もらわんわけにはいかん、って感じ。このノリ、ちょっと苦手やわあ。

何れにしても、乗ってしまった船だもの。幸いにして、息子が機嫌よく塾に通ってるという事実だけは確か。任せないと仕方ないわな