眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

名古屋土産

 正月休みに名古屋に行ってきた。妻が台湾ラーメンとか味噌カツとか名古屋飯めしにはまっているのが主な要因。娘の宿題に動植物園に行って自然観察してレポート出すってのがあって、それではちょっと話題の男前ゴリラでも見に行こうということになった。

 話題の男前ゴリラ君「シャバーニ」は、他の追随を許さぬほどの盛況ぶり。丁度、前日に名古屋市の職員募集に登場したというニュースも見たので、子供たちも興味津々だった。ただ、時間的なものか、屋外の運動場にはおらず、裏の飼育小屋に数匹のゴリラと過ごしていた。あれか、こっちがシャバーニだろうというぐらいにしか認識できず、少々残念。娘のレポートに「かっこよかった。理想のタイプとでも書いとけ」と命令していたものの、どいつがお見合い相手かわからんのだから、書きようがないという感じだった。

 さて、名古屋飯もあらかた堪能したし、ゴリラも見た。まだ、帰るには早いが、名古屋城は依然行ったことあるし…。と、訪問先を思案していると、地図上では、名古屋大学が意外とここから近いことがわかる。ノーベル賞を取りたいという夢を小学校の作文に書いたこともある娘に、「名古屋大学、見に行ってノートでも土産に買う?」と、聞いたら、「行かん」とそっけない。

 ノーベル賞は、学部卒でみると京大卒が他を圧倒しているのだが、修士、博士の数では、東大と名大が双璧。数の問題ではないにせよ、もう少し興味を持っても…とは思った。京大には興味津々で、中3時に学校から連れて行かれる東大訪問は絶対に行く、と言ってたのに…。なぜに名大は?

 所詮、中一レベルでは、つきつめた学問よりも駿台の偏差値表が頼りなんだろう。まあ、ガッコが関西のため、もし行けたとしても、阪大や神戸大あたりで手を打つんだろうけどなあ。どれだけ成長できるか、楽しみではあるが、少々、学校で習うこと以外の情報量も増やしてほしいと感じた正月でした。