眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

宴席にて

うちは、例年、正月に実家に家族4人と妹家族が実家に集まって、新年を祝う。娘が塾に入ってからは、先生が2人もいるので、即席進路懇談会になるのがここ数年の常だ。塾では、怖いと言われる義弟先生も、酒も入って本音がでるのが面白い。

  普段は、職業柄、「絶対受からんから志望校を変えたほうがいいということはあっても、「絶対受かる」とは絶対に言わない夫婦。普段どおりやれば、結果はついてくるぐらいにいうのが、最大の褒め言葉だ。今年も、やんわりと娘を激励していた。半分酔っているので、娘も適当に聞いてたのは、半分以上酔ってる私にもアリアリ分かったが…。

が、昨年は、受験直前、こちらも気になるから、ツッコんで話を聞いた。その結果、娘に言ったことには、
「試験当日、40度熱出たら分からんけど、39度やったら、志望校には受かる」

オブラートには包んだつもりなんだろうが、いかんせん半分酔っ払い。最大限の賛辞を頂き、臨時懇談会を終えました。

まあ、塾の正式な懇談でも、それなりの感触はえていたものの、親として安心して受験に臨めたのは確か。試験当日、健康そのもので試験に臨んだ娘。無事、志望校に合格はしました。

が、後の入試の成績証明書をみた時、これ、もし、37度熱あっても、危ないで、という感じでした。

口は災いのもと。酔っ払いながらも、ある程度の歯止めをかけた義弟の言葉が、入試の難しさを物語ってますなあ。
 
別に気が緩んだわけではないですが、受験というのは絶対がないのは、確かです。