眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

内職

 7月を前に、期末テストの発表があった娘。中間テストで、大体の校内での立ち位置が分かったので、前回より勉強しているように思います。期末で、さらにステップアップを狙うというてますわ。期末は、音楽とか技術系のテストや学校独自の科目もあるから、時間的に勉強量が増えている様子。親としては、「そんなん、5教科だけやってたらええんちゃうん」と思わないこともないけれど、まあ、初めての体験で頑張るっていうもんを否定するわけにもいかず…。

 が、曲がったことが大嫌いな娘。テストが近づくにつれ、授業中に内職するクラスメートが増えてきたのが気に食わないらしい。

 私の中学頃の授業中の内職というと、教科書の隅にぱらぱらマンガ作ったり、先生の目を盗んでしょうもない手紙を回したり、そんなことだと記憶する。

 が、そこは、進学校。授業中に学校の宿題をこなしているのだそうだ。きっと、小学校のころは、学校で寝て、塾の勉強ばかりしてたんやろな。子供たち、学校というものにまるで信用をおけない体質になっているんかもしれませんな。そんで、放課後、塾や家で中間テストの勉強。テストには敏感に反応する元受験生たち、試験勉強本番はおうち学習の癖がついているのでしょうか?  公立育ちの私から見れば、普通の公立に行って、Z会とか通信教育でハイレベルなことするのと、何が違うんやろか? と思ってしまいます。わざわざ高い授業料払ってるのに…。

 もっとも、高3あたりになると、授業の内容が東大入試に合わんと思ったら、授業そっちのけで東大数学の問題やってても、先生は黙認するとも聞きますが…(ウワサですけど)。でも、うちの娘のクラス、入試上位組ではないんですもの。そんな高度なこと、してるとも思えませんし…。

 ま、人それぞれ。期末まであと1週間らしいです。