眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

ファン垂涎

 世の中、いろんなファンがいるみたいで、高校野球の応援曲にもファンがいるという。昔なら、山本リンダの狙い撃ちとか、タッチのテーマ曲とかが主役だったがように思うが、ここ数年の一番人気はアフリカンシンフォニーという曲だそうだ。確かに気が付いたらテレビから流れてるような気はするなあ。

 

 娘のガッコ、昨日、年に一度の育友会総会。授業参観と個人懇談がセットになっているから、平会員のうちも行かなくてはならない仕組みだ。3年目となると、校長や会長の挨拶、会計報告や新役員の選出など、特段目新しいものはないが、今年から文化部の発表会があるというので、楽しみに行ってみた。

 

 筝曲部、合唱部、吹奏楽部が日ごろの練習の成果を見せてくれたのだが、一押しは吹奏楽部。娘のガッコの吹奏楽部、コンクールに出たら参加賞ぐらいしかもらえないが、舞台が野球場のスタンドになると話は別だ。件のアフリカンシンフォニー、元祖は諸説あるけれど、本家は娘のガッコで間違いないらしい。そして、大逆転を引き起こすという「魔曲」もある。この2つの曲、ユーチューブなんかにも何本も上がってるから、その道ではすごいんだろう。実際、去年、ミュージックステーションとかでも流れたしなあ。その二曲を含む応援曲メドレーを披露してくれました。ある意味、ファン垂涎の演奏会でした。

 

 実際問題、「野球なんて、進学に関係ないし…」と冷めた意見を持つ親もたくさんいると聞いている。まあ、総会にいる親の大半は、進学校としてのガッコに魅力を感じてるのは確かでしょう。でも、小学生からの高校野球ファンの私なんぞ、先の長い娘の進学話より、野球部が今年甲子園に行けるかどうかのほうが気にはなる。

 

 でも、一応、親としてそれなりのふるまいもしないといけないかと思い、控えめに携帯で演奏を録画してみた。そして、帰ってみてみると…。

 

  私たちの席の前にいくつもの小さな液晶画面が光ってました。いやあ、もうちょっとでかい態度とってもよかったのね。