眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

吹奏楽部

   息子の中学、そろそろクラブを決める時期なんだそうだ。私も入学するまで何部に入るか決めていなかったが、息子も同じ感じだ。


   科学部だの放送部だの英語部だの言ってた息子が入部したのが、吹奏楽部らしい。あまりの意外さに、妻に聞いた。

 私「あいつ、譜面読めたっけ?」
妻「全然」
私「笛とか鍵盤ハーモニカとかうまかった?」
妻「別に」
 

ガッチャマンの歌を耳コピしたり、少々リズム感はいいような気がするが、決して歌も上手とは思わない。どう考えても、吹奏楽に結びつく要素はないのだが…。

  そういえば、私が中学の時に選んだのがサッカー部。小学校を卒業したときは、バスケットか卓球部に入ろうかと思っていたが、春休み中に腕を骨折した。出遅れ感は否めないので、足だけでなんとかなりそうなサッカー部に決めた。今なら小学校からサッカーやってないと敷居が高いらしいが、当時はそんな感じでも入れたなあ。時代を感じるなあ。

   そんなしょうもない理由でサッカーをしたお陰で、今でもサッカーを見るのは好きだし、それなりに体力もついたのかなあとは思う。

   聞けば、私の出た中学はもう吹奏楽部はないらしい。在学当時は、県下有数の強豪だったのに。少子化の折、吹奏楽ができる環境があるのもある意味、ご縁があるのかもしれない。中学だけになるのか、すぐに辞めて他のクラブにうつるのか、はたまた一生付き合うことになるかもしれん。とりあえず、中学生活のスパイスの一つとして頑張ってもらいたいたあ。

   入部早々、5月5日にマーチングフェスティバルがあるので、登校しないといけないらしい。もう、どこかに一緒に行くことも少なくなるのかと思うと、うれしいような、寂しいような感じだなあ。