眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

謎解明

 娘のガッコは、小学校から高校まである。最終的に高校入学時点では、人数的に小学校入学組3割、中学校組5割、高校組2割ぐらいの割合になる。今年で高校卒業生を出すのが5年目、うちの子たちが小学校に上がるときには、結果も何もなかった時代でまったく検討もしなかったのだが…。

 まあ、うちあたりの下々の耳に入ってくる噂によれば、まあ、医者の子弟が多く、DNA的にはなかなかのメンバーというのはいいところ。それより、言葉もおぼつかないような幼稚園児を大学まで見据えて選抜できるのかどうかとか、中学からはとても入れない子が多数いるとか、悪い話ばかりが耳についた。大方の評価が、中学組>高校組≒小学組みたいな雰囲気はあるなあ。まあ、うちの県で唯一の私立小学校、やっかみ半分というところはあるとは思うが…。

 これまで、公表されてこなかった(いや、してたのかもしれんが、私が知らなかっただけかも)小学校組の大学実績が小学校のホームページに載っていた。それによると、ガッコの先生方がよく言う「東大、京大、医学部」に合格した卒業生の数は、ちょうど全体の合格者約70人の3割ぐらいだった。

 これをどう見るか? それこそ、言葉もおぼつかないような子供を12年かけて、県内トップのレベルに上げたとみるのか、中学組と割合的には変わらんのだったら、小学校から高い金出していく意味があるのか、とみるべきなのか、意見が分かれるところだろう。まあ、うちならちょっとでも得したいから、後者の意見だけど。とにかく、世間の評判よりは、小学校組も賢いことが証明された。ただ、内訳。東大1、京大1、その他医学部…。やっぱ、医者の子弟が多いことは間違いないのだろう。

 さらにいえば、今年、唯一、東大理3に合格した子は、高校組。おそらく偏差値表の上では次に高い名古屋大医学部の子は小学校組。トップレベルだけ見ると、世間の評判のまるで逆になっているのも面白いなあ。

 

 結論。どこからガッコに通ったというより、、結局、個人によるところが大きいんだろうね。 

 追伸 うーん、ここまで分析して、うちには何の役にも立たないなあ。孫の世代にでも生きるのかしら?