眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

医学部ランキング

 今週の週刊朝日などの大学合格特集号は、国公立医学部のランキングだった。医学部志向の強い娘のガッコにとって、この号が一番気になるデータといってもいいだろう。東大や京大のランキングでは「その他大勢」の扱いだが、ここになると結構上のほうにランクされる。データのとり方のマジックとも思うのだが、親としても少々気にはなる。

 昨年は創立以来最高の医学部合格者を出し(そもそも、医学部ランキングってそんな昔からなかったけどね)、全国トップ10に名を連ねて、理事長以下、先生方も誇らしげだった。今年は、前年より減ったものの、ほぼ一昨年並。ランクの方も、とりあえず20位以内を確保した。去年ができすぎとみるべきか、今年がダメとみるべきか、評価の方はわかれるのだろう。しかしねえ、多少の増減があるとはいえ、娘の学年でも30人から50人位の医者の同級生ができる可能性が高いと思うと、なんとなく、スゲーと思ってしまうなあ。あー、これで難病になっても娘のつてでなんとかなるかしら?

 常々、ガッコの先生方がおっしゃる「東大、京大、医学部」の目標を今年達成したのは、約70人。もちろん現役浪人込だから、多少の誤差はあるとは思うが、ざっくりこれぐらいの未来の東大生、京大生、医学部生が娘の世代にもいるんだろう。へえ、今度、ガッコに行ったとき、しげしげと見まわしてみよ。

 まあ、それなりのガッコとは思っていたが、改めてこんなデータ見ると、やっぱり賢い子が多いんだなあと、実感する。

 が、ふと我が身を振り返る。70人位が東大、京大、医学部? でも、うちの娘、今年、上位50人を集めたトップクラスにいるよね。ということは、現時点では、結構いい線行ってるって考えても、怒られないかなあ? もちろん、大学受験はまだまだ先のことだから、何がどう転ぶかはわからんけど。そうなると、うちの子って、自慢の娘といってもいいかなあ? 

 ガッコから帰って、よその人には見せられない顔でソファーで爆睡している娘の姿を見たら、どう考えても、そんな風にはどうしても思えません。