眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

入学式

 息子、真新しい制服に身を包み、地元の市立中学の入学式に臨みました。本格的に中学生活のスタートです。二か月前、志望校に落ちたときはどうなるもんか、とも思いましたが、表面上は全くもって立ち直った感じ。まあ、望んだところではないのかもしれませんが、親としても大きめの学生服姿を見て、成長を感じ、喜ばしい気持ちにはなったなあ。

 もらってきた行事表によると、今週いっぱいはお客さん扱い。オリエンテーションの類や健康診断などに大半が費やされ、午後からの授業は来週からになるみたい。ふーん、姉は昨日から弁当持って普通に授業受けてることを思えば、ずいぶん差があることを実感する。まあ、志望していた県立中学も似たようなもんだろうけどねえ。

 さて、式から帰ってきた息子にいろいろ聞いてみた。何クラスあった?とか、クラスに同じ小学校の子いた? とか…。そんな中、「ほんで、お前何組やったん?」と聞いた。

 息子「A組」。
 妻「あんたの中学、1組、2組やろ」
 息子「あ、1組や。一番最初のクラスってことは覚えてたんやけど…」
 私「…」

 それから、しばらくして、今日もらってきたポケットに入るぐらいの小さいノートに名前を書き始めた息子。上のほうに大きく
 
 「練らくちょう」
 
と書きやがった。

 連は間違ってるし、絡も帳もひらがなとは…。姉にはばか扱いされるし、私からは「ねりらくちょうってなんなん?」と言われるし、母からは「そりゃ、受験も落ちるわ」といわれるし…。

 こやつ、受験終わった1月末から気抜けっぱなし。入学式を迎えてもたるんだままだ。
 
 めでたい日なので、少々我慢したが、そろそろ一発気合い入れないとダメなようですなあ。