眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

市立中学生活

  息子の不合格確定から約10日。まだ、引っかかるところはあるやもしれんが、「よ、落ち太くん!」と呼びかけると「うるさい!」と笑って答えるくらいには、回復した。今日は、春から通う地元中学の説明会。義務教育である中学生への道は待ってはくれない。気持ちを切り替え、残された小学校生活を満喫し、来たる中学生活によいスタートを切ってもらいたいと、切に思う。ブログも市立中学生活というテーマを設けて、新たにスタートしたい。



   しかし、公立中学の校則って、私たち世代、いわば30年以上前からほとんど変わってないんだな。詰襟のカラーの高さは4㎝±0.2㎝、ベルト通しは7から9本、スカートのヒダ数は28から32らしい。我々世代は、娘のガッコが校則厳しいというのが有名で、男子は丸坊主というのを随分バカにしたもんだったが、すでにそんなもんは跡形もない。文面だけみると、市立の方が厳しいんだろうな。しかし、女子のスカートのヒダ数、先生、ほんまに数えます? 仮に25本だったり、35本だったりしたら、なんか問題あります?   ま、こうしたことを守り通すことが、お役所仕事につながってるとしたら、日本の大きな損失につながってると思うなあ。

   ここは、私立とは違う。娘のガッコは、ある意味、大人の目から見れば合理的なほどに合理的だ。その坊主頭解禁したときだって、時代の変遷という名のもとにガス抜きしただけだって容易に想像がつく。が、市立は、30年固まったままだ。時代遅れともいえるし、伝統を重んじるともいえる。ただ、この理不尽な環境の中でなにかをするってことは、娘にはない経験だ。

   この理不尽なまでの支配からの卒業。将来のためには、悪くないと、負け惜しみではなく思う。