眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

中学終了

 息子の受験も終わり、久方ぶりに娘の方にも関心が行くようになった。先日、机の上にほったらかしにしていた教科書の類を何気にチェックしてみた。娘がいうには、「もう英語は単語レベルでは中学範囲終わったらしいわ。数学は代数が中学そろそろ終わり、幾何がまだまだ終わらん。国語は中2ぐらいちゃうかな?」と解説してくれた。

 

 先取り学習は、中高一貫校の特徴であるとは聞いていたが、科目ごとで少々違うんだなあ。確かに国語なんて、漢字以外はどこからどこまでが高校範囲とかわからん。漱石が中学で鴎外が高校とかいわれてもねえ、どっちでも構わんわ。古文とか漢文なんかは、中学範囲って枕草子とか李白杜甫ぐらいでしょ。高校から一気にスピードアップしたほうが効率いいのかも。

 

 しかしなあ、わかっていたことではあるが、もう中学終わりって…。もし、地元中学に行ってたら3年生でも授業では習ってないとこあるかもしれん時期よねえ。ま、入試はこのあたりで習うことはでないのが暗黙の了解とも聞いたことがあるが、下手すると県立高校当たりの入試なら大方できたりするのかな?

 いや、うちには来年から地元中学に進む息子もいます。この差、高校の3年間で埋まるもんでしょうかね。ま、県立中学受かってても、先取り学習はしない学校だったから、同じ結果なんだけど…。確か、県立中学の校長は説明会の時、こうおっしゃっていました。「中学時代は、さきさき進むより、じっくり基礎を固めていくほうが、大学受験のときには結果が出やすいと思っている」。どっちがいいのかはわからんが、この圧倒的な差を見せつけられると、不安にはなるなあ。