眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

競争率

 願書の締め切り日が過ぎ、県教委から出願者数が発表された。それによると、今年の息子の志望校の出願者数は昨年と同じぐらいの310人程度。競争率は4倍を切ったものの、昨年同様の難しさということになった。

 同じ市内にあるもう一方の人気校は、70人位減らした。例年、息子の志望校より出願者数が多く、新聞の見出しに最高競争率に取り上げられるが、今年もトップではあるものの息子の志望校との差は2人。競争率も大幅に下がった。

 さて、なんで?

 県立中学も10年を過ぎ、受験産業界にきっちり組み込まれたということなのか? 授業料タダだから、受けるだけ受けて…みたいな人が減ってきているのか。イメージ的に塾なしで受かるには少々困難になってきてるのかもしれん。ひょっとしたら、ブームが去っただけかもしれんが…。 

 私学の状況を見ると、市内4校中3校が前年より減らしている。そうしてみると、やはり少子化の影響でしょうかね? でも、トップ校だけが50人ほど増えている。おそらく隣県の併願先が入試日を変更したことによるものだろう。まあ、どちらも某塾のテリトリーですから、そういう指導がなされた結果ではないでしょうかね?

 

 いろいろ考えることはあるが、一番大事なのはうちの息子の状況。最近、緊張感を隠すためか、一日中、家ではしゃべりっぱなし。口八丁手八丁ならまだ許せるが、手の方はそれほど前と変わっていない。毎日、「勉強しないんだったら、とっとと寝ろ」と言われてる。

 

 競争率が4倍から3倍になったところで、落ちる人のほうが断然多い状況は変わらない。よく考えれば、3.5人に一人受かるっていうけど、0.5の人間はいないからね。数字なんて意味ないんよ、きっと。泣いても笑ってもあと10日切った、まだこれ以上うるさくなるのはかなわんけど…。