眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

受験食

 今年のお年玉は、キットカットにポチ袋がついたやつに入れて配った。おそらく、受験シーズンにおなじみになったキットカットから縁起がいいということになり、お年玉ということにつながっていったんだろうと思う。このポチ袋(というかキットカット?)郵便局で売られているが、受験のやつと違って切手を貼っても出せないという。ま、郵便局には、ゆうちょ銀行もあるしね、あながちはずれとは言えないが…。

 キットカットが受験に関連付けられたのは、九州らしい。「きっと、かつとー」って方言で本当にある言い回しから、ありがたがられるようになったのだとか。始めてキットカットが受験に縁起がいいと聞いたのはいつのことかは定かではないが、下手な語呂合わせだなあと思ったのは確か。そのものズバリの言葉だったとは、今回ググって初めて知った。

 以前から、カールがうカールになったり、TOPPOがTOPPAになったり、その手の商品が増えてきたのは知っていた。先日も塾のセミナーで合格必勝と書かれた使い捨てカイロが配られたし、昔からの鉛筆とかと合わせてあらゆる分野のものがあることも知っている。

 息子が受験生ということで、そういうものを見たらついつい手に取ってしまう(買うか買わないかは別だが…)。先日、スーパーの食品売り場を歩いてたら、みつけたのがレトルトのカレー。パッケージはほとんど通常品だが、何が受験生御用達? とついつい手に取ってみた。後から考えれば、勝つカレーって昔から言うよなあ、とは思ったが、パッケージにあったのは、受験生応援レシピ。スーパーで安売りされるあのカレーにチーズをのせたら「おチーズカレー」なんだそうだ。キットカットの標準語より苦しいですなあ、ハ〇スさん。語呂合わせが気に入らなかったからというわけではないが、買わなかったですけど…。

 ついで見つけたのが、きゅうりのQちゃん。受験生応援!! と書かれたパッケージがあったので、こちらも手に取ってみた。きゅうりと受験? 漬物と受験? もしかして、Qに意味がある?

いろいろ考えたが、パッケージからは何も読み取れない。ほんとに応援してるだけなんだ、と初めて知った。ちょうど食いたかったから、買ってみましたが…。

 

 まあ、こんなもんで受かるはずもないのは百も承知ですが、受験までいろいろ食わせてみようかな?