眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

大物感

以前から、4日に願書をふくろう郵便局から出そうと決めていた。が、受験番号順に2日目の面接が行われることを2日のセミナーで知り、急きょ9日の大安の日に変更した。祝日なので簡易郵便局のふくろうさんからは出せないが、日だけはいい日を選んだつもりだ。遅い組は例年なら午後から。日曜ですから、朝はゆっくりの方が親子共々ありがたい。


それでも一応、願書は書いた。基本は母親が書いたが、返信封筒に切手を貼ったり、受験票の写真を貼らせたり、塾でいわれた儀式はやった。いちびりの息子は、「おー、なんか緊張してきた」と、柄でもない言葉を吐いて、周囲を笑わせた。
この前のセミナーでも、緊張しないほうがおかしい、と聞いたので、こんな息子でも例外にもれずなんやなあ、と、感心。いやあ、やっと受験生らしくなったわ! と思った。

それから、翌日に控えた塾の模試の用意をさせ、翌々日から始まる学校の宿題をチェックさせた。と、思い出したように息子がいう。

「始業式終わったあと、遊ぶ約束してきていい?」

父母ともに

あほか?

と即答してしまった。


大物感あふれるエピソードとしてここに記しておきます。落ちたらただのバカですが…。