眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

最終面談

 塾の最終面談があった。先生によると、「団子の上の方」というお話。塾の先生は回りくどい言い方をするのが常、ましてや正確に読めない県立中学入試では、余計にその傾向が強くなるのだろうが、まずまずの感触を得た。親のひいき目もいれて、いいように解釈すれば、ボーダー圏の上の方、もしくは合格圏の下の方という感じと思っている。

 先日からネックになっている作文に関しても、まあ、平均的な感じという話。少なくとも普通にかければ、学力テストの足を引っ張ることはないのだそうだ。ただ、普通というのが曲者で、うちの息子は問題の趣旨から外れていく癖があるし、まったく見当もつかない題名にあたると、それこそ原稿用紙をほぼ白紙で時間切れというときもある。それが3回に1回ぐらいあるので、これからの頑張りは必要とのお話だった。

 正直、趣旨がずれてなくてある程度埋まっている作文をみても、「あのへたくそ作文で問題ない?」とは思わんでもないが、何百人もの今年の受験生の作文を見ている塾がいうのだから、信頼していいだろう。たぶん、ねえ。ほんまかな?

  

 それも踏まえて、昨日も作文を書かせてみた。

「学校で犬好きと猫好きのアンケートがあり、私が投票した犬『脈』が勝った」みたいな話。いぬみゃくねえ、猫脈も併せて5個ぐらい書いてるよ。派と脈が完全に入れ替わってる。「犬は主人に誠実だ」って、間違いでないけどパトラッシュの話なら「忠実」よねえ。

 旧制中学の流れを汲み、県内では昔から名門とされる〇〇高校。そこに併設された息子の志望校、〇〇中学。先生、〇〇って、あほですか? 息子がそこそことはどうも思えません。