眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

不吉

 昨日、北野天満宮に息子の合格祈願に行ってきた。間もなく試験まで1か月を切ろうかというこの時期に、子供引き連れて行くのも気は引けたが、娘の時もこの時期に行ったので、ゲン担ぎの意味合いが強い。ただ、娘の時は、お事始めがすんでいたので、正月の縁起物「大福梅」をいただき、元旦に飲んだのだが、今年はお事始め前。大福梅をいただけなかったのが気がかりといえば気がかりだが…。

 そのお事始め前というのも関係あるのか、昨日は大安の日曜日だったので、境内は結婚式や宮参り、遅めの七五三詣の人も結構見かけた。が、やはり、受験生やその代理の親みたいな人が一番多かったかな? 本殿の参拝所には、3つの鈴が吊られており、3か所で参拝できるのだが、なぜか、列は真ん中のみ。本殿から数十メートル、楼門を超えるあたりまで行列ができていた。中には列を離れて、左右の鈴を鳴らしに行く人もいたが、ほとんどが真ん中で順番を待つ。いや、ゲン担ぎ、堂々とど真ん中で合格したいという気持ちの表れか? やっぱりうちも、真ん中で順番を待つ。

 そのさなか、息子に賽銭を持たせていたのだが、ころんと「落とした」。なんて、間の悪い。合格祈願に来て、日本最高の学問の神様の目前で、賽銭落とす!!! 落ちる、滑るは受験生にとっては禁句なのに、なんで自ら落とすのか…。

 まあ、親も子供もそこまで神経質にはなっていないが、落ちたときの言い訳ができました。

「あの時、賽銭落としてなかったら…」と一生言われるエピソードになったかもしれませんなあ。そうならないことを道真公にお願いしてきました。