眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

制服

 うちの市の中学生の制服のイメージは、男子詰襟、女子セーラー服。我々世代は高校もほぼ同じ感じだったが、最近は公立高校もブレザーのところが増えてきて、セーラー服や詰襟は少数派な感じだ。

 息子が小学校から、割引券の入った制服の案内をもらってきた。おそらく娘の時もこの時期にもらったんだろう。でも、娘の志望校は私立だったため、制服はブレザー。「セーラー服=受験失敗」を意味するので、意識的に見なかったのか、記憶にない。でも、息子の場合、県立中一校しか受けないので、お世話にならないといけないかも、と思って、中身を開けた。

 それによると、市内全校10数校の市立中学のデザインが載っていた。が、女子こそラインやスカーフの色が違ったりするものの、男子は見た目全部同じ。市内ならどこでも転校できる感じだ。その辺りは、我々世代と変わらない。しかももらってきたのは、私の中学の時の同級生のうちのパンフレットで、私も確かそこで買った覚えが…。

 「ああ、この制服着るようだと、受験は失敗か?」と思った瞬間、ふと、思い出す。「息子の志望校は、私の母校の高校の併設。ということは、制服は高校と同じ? だったら、いまだに女子は我々世代と同じセーラー服着てるのを見かけるから、男子も詰襟だろう。となれば、男子は、市立中学と同じでいい? 

 パンフレットをよく見ると、ありました、息子の志望校の名前。思った通り、詰襟でした。

 落ちても受かっても4月からは同じ制服を着ることになることが確定しました。合否はともかくとして、確実に中学に上がるときが近づいているんだなあ。