眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

2年前の正月

 息子が塾から冬期講習の案内をもらってきた。親としては、まず値段に目が行く。夏はオプションを削るだけ削って、少しでも安く…と思ったが、今回は選択の余地なし。ここまで来たら、言われるがまま、払わなければ仕方ないが、気分は沈む。

 でも、1月2日のホテルの一室を借りてする面接練習ってなんなん? 別に教室の一室でやってくれてもええやん。説明会では、ほぼ合否に関係ないとすら言っていた面接に、これだけコストかける意味ある? って思うが、正月ぐらいしか面接に費やす時間も取れないのも確かか? このころになれば、カウントダウンの単位が月から日に変わってるんだろうし、どうなるんだ?

 日程的にもタイトだわ。年末ぎりぎりまで講習あって、2日から4日のうち1日、面接講習。5日からは、過去問授業。受験の前日まで続いていく。まあ、これぐらいになったら飛躍的に成績が上がることもないんではないか? と思わんでもないが、なかなか厳しいよなあ。

 って、うちは、中学受験二回目なんだが…。姉の時は、どうだったのか、思い出してみた。

 うーん、確か、4日ぐらいから授業はあった気がするな。でも、1日行ってた記憶もないわ。確かその年も元旦から3日までの間、両親の実家でおよばれして、5日にはふくろうの郵便局に記念受験校の願書出しに行ったりして、遊んだ覚えしかない。そういえば、風邪ひかないように人込みは避けて、初詣とかいかなかったかも。

 少なくとも正月から勉強して、あと10日ぐらいしかない時間を無駄に過ごさない!!って感じは全くなかった。ま、その数日後、合格したのだから、吹っ飛んでしまったんかもしれないな。

 多分に塾の校風というか、塾風というのが影響してるんだろう。今年は体育会系のノリで正月を迎えそうだ。