眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

合宿を終えて

息子が1泊2日の塾の合宿に行ってきた。初日には、参観もあり、塾長の講演もあり、親の方も勉強にはなった。

塾長曰く。「こんなにハチマキ締めて、勉強やってますけどね、子どもたち、まだまだ受験や、大変や、なんて感じてる子は少数ですよ」。いや、ありがたいお話。うちの息子なんて、ほんまに受験生かいな?と思うことばかり。塾の方針としては、これから徐々にムードを盛り上げて、1月にピークを持ってくらしい。まあ、いうても小学生、そんなに緊張感は保てないわな、と、いいように解釈した。

また曰く、「ところで、募集要項はもう手にいれましたか?入れられた方、手を上げて下さい」。会場の3分の1以上の親が手を挙げた。正直、そんなに多い? と思った。要項は学校説明会の時にもくれるし、普通の日にも学校や県教委に行けばもらえる。すでに一回目の説明会をやった学校があるので、その時にもらった人が多いんだろうが、それにしても…。親は受験モード全開やん! うちなんか、県庁勤めの知人についでにもらってきて、と頼むか頼むまいか悩んでたところ。出遅れた感あるわあ。

聞けば、要項の後ろに願書や提出書類があり、その中にある内申書の所定用紙を小学校に出して先生に書いてもらわなければならないらしい。別に期限は書かれていないが、11月中には学校担任に渡しておくのが暗黙のルールという。受験日、ほんまにすぐそこまで来てるやん!  

さて、肝心の息子、参観時はすでに6時間以上の授業を受けたあと。算数の時間なのに机には何故か、国語辞典がある。先生が分かった人、手上げて、と、呼びかけても、上げるタイミング、みんなより半歩ずれてた。後で聞いたら、やる気はあったよ、と申しておりましたが…。

 帰ってきてからは、勉強漬けの反動から、スマホいじりまくり。少々度を過ぎているので注意したら、「今日ぐらいええやん」とまるで大仕事を終えたような口ぶりだった。でもね、これから塾もしごきにかかるって言われたし、受験勉強はまだまだ序の口みたいですが…。

 ほんまに、1月までもつんかいな?