眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

合宿

 今週末、息子、塾の勉強合宿。郊外のホテルに泊まりこんんで、みっちり勉強させられるらしい。姉の塾はそういう行事がなかったので、親も興味はある。

 朝9時からホテルに入り、晩9時まで授業が続く。そして翌朝朝6時から起きて、迎えの午後4時ごろまで勉強する。まあ、日曜日の秋講習で一日勉強するのは慣れてきたけど、二日にわたっては初めての経験。しかも、いつも前を通るホテルとはいえ、友達だらけの一泊。きっと心配よりも、ドキドキのほうが大きいんだろう。

 しかも一日目の午後7時からは、親への受験説明会と授業参観。塾の授業参観なあ、娘の時はそんな機会がなかったけれど、興味深いといえば興味深い。学校では、先生の一言一句に茶々入れてる感じの息子。「教室を明るくしてくれる」と誉め言葉もいただくことはあるけれど、塾ではどうなんだろ? 邪魔するな、とは言われてないから、迷惑をかけてないとは思うが、心配だなあ。

 そして、講習最後、先生からサプライズプレゼントがあるらしい。って、その時のために、親がこどものために手紙書いて、あと少しの受験勉強、がんばれ!! みたいなことをするという。その手紙も、事前に親あてに封書で送られてきて、すでにそれを嫁が書いて返信用の封筒に入れて提出済み。いやあ、感動するんか、照れるんか、それとも、オーバーヒートしてそれどころではないんか、全く予測がつかない。

 こういう体育会系のノリ、私自身は子供のころ、こっぱずかしくって嫌だったが、息子は結構気に入ってるみたい。ま、それが救いよな。

 その行事を知らせるプリントの枕は、こうだった。

「県立入試まであと100日を切りました」。数えたら、あと96日しかないよ。

 そうか。もう残り二けたか。私立入試はそれより2週間ぐらい早いし、80日ぐらいしかない。今年の受験界もついに佳境やなあ。息子、なんとかなるんかな?