眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

受験のあとは…

 そろそろ中学受験の募集要項が明らかになってきた。今年は県内の私立中学で大きな変化があるらしい。娘のガッコは、今年からネット出願可能、後期試験の前日まで出願を受け付けるらしい。2番手校は、学科の名称を変え、2教科でも受験可能になるという。っていわれても、みんな3教科勉強してきているけどなあ。

 まあ、いろいろ変わって、昨年までの情報とあわないので、親たちは大変らしい。まあ、県立専願のうちには関係ないし、もしあったとしても、そんなもんなん、としか思わんだろうな。

 そんなこともあって、改めて息子の志望校というか、県立中の募集要項とやらをネットで探してみた。県教委のホームページには、日程以外はまだ決まっておらず、「詳細は10月発行予定の募集要項をご覧ください」とある。まあ、県のやることだから、大きなことしようと思えば、議会の承認もいるやもしれず、10月発表の大変革ということはまずなかろう。

 が、初めて知った。試験日が1月21日、22日ってことは聞いていたが、合格発表は1月28日だということを。え、1週間もかかるの? その間、ずっとまな板の上のコイみたいな感じ? 同じ県内でも私立なら遅くても2日後、普通は翌日発表、試験日の夜にネット発表ってとこもあるよね。

 

 学校も通常通りあるのにねえ、小学生にその精神状態をずっと続けさせるのに抵抗あるなあ。確か、我々の世代の県立高校入試も試験から発表までそれぐらいかかったように思うが、中学生と小学生では成長の度合いも違う。それに、高校入試は卒業式の翌日と決まってたから、入試やっと終わった、という安堵感の方が大きかった気がするなあ。翌日からは実質春休みだったし。ま、受験なんぞせず、市立中学に行けばいいだけといわれれば、そうなんだが…。

 しかも、発表は郵送(これは前から聞いてた)。娘のガッコは古式ゆかしく校内掲示だった。あれはあれでいいもんだけどなあ。しかも、県立高校は掲示らしい。発表日は土曜日で子供も休み、学校運営に支障はないように思うが…。なんで、中学はしないんだろ。

 娘が私立に行く前までは、私立の方が金もあるし、設備もあるからそんな芸当できるんだろう、と思ってた。でも、案外、設備も普通だし、先生の数も少ない。今は娘のガッコでもできるんだったら、県立でもできるやろ、とさえ思う。そのあたりのことは、官と民の違いということでどこにでもあることだろうけどねえ。でも、この日程を見てると、なんだか、先生の方ばかり見てる気がしてならないわ。