眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

地殻変動

 地理的な要因もあり、うちの県の中学受験事情は、ネットでは、はなも引掛けられないって感じ。ほとんどが塾経由でないと得られない。中学に入ってからも同じで、掲示板に書き込みがあったりもするが、とぎれとぎれでほとんど役に立たない。偏差値的にも地理的にも近い隣県の某校の情報は結構あったりするんだが…。これが県民性ってやつなのかもしれないね。ただ、個人塾や個別指導塾の先生らが宣伝をかねてブログを書いているところがいくつかあり、たまにガッコのことを書いてくれているのは参考にしている。

 そこに先日「いま、○○(娘のガッコの名前)に何が起きているのか」みたいなのをみつけた。詳しく見れば、筆者氏はガッコのOBで、何人かのガッコの後輩たちも通っている塾の経営者みたい。

 

 「生徒に聞くと、○○の中2生の上位組と下位組の平均点の差が30点あるらしい」

 ふーん。そんなもんかいな、と、外部出身の私たちは思うが、筆者氏の時代はちがったんだろうな。「20点ぐらいなら考えられるが、中2時点で30点は…」と書かれても、ふーん、そんなもんかな。と思っていた。

 昨日、通りがかりに寄った隣県のショッピングセンターの書店でひまつぶしに本を見ていたら、何気に中学の赤本が目に付いた。隣県にもかかわらず、娘のガッコのものもあったので、手に取ってみた。そこに、娘がやってきて、

 「私らの時の後期の合格最低点、ひどいんやで」

という。赤本みてると、確かに前年より20点ぐらい下がってる。翌年は少々上がってるが、それでも娘の前年に比べれば下。もちろん、その年年の難易度の変化っていうのもあるんだろうけど、件の筆者氏のいうところがここなんかもしれんね。

 なんでそうなったのか、娘のガッコに何が起きてるんか? じゃあ、入りやすくなるのか? と考えてから、我にかえる。

 こんなん、受験するときに考えることやんな?

2年前、ほとんどそんなことをしていない自分に気が付きました。