眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

受験生の秋

 息子の学校の宿題の日記のプリントに、卒業まであと○○日と書く欄があり、先日見たら、130日ぐらいしかないらしい(学校のある日、土日、長躯休暇などを除く)。7か月ぐらいあると思っていたけど、実際は半分強ぐらいしか学校に行くことはないんだな。ということは、受験まではもっと少ない。一日一日大事にすべきだと、心から思う。

 今週月曜日から火曜日にかけて、息子、修学旅行で奈良、京都に行ってきた。正直、うちの子たち、奈良、京都って結構行ってんのよね。こういうこともあろうと、金閣寺清水寺東大寺大仏殿など修学旅行の定番スポットは意識的に外してきたから、結構、息子にとっても新鮮味はあったと思う。あ、銀閣だけはかぶったなあ。解体修理中のところを見ておこうと数年前にいったわ。

 火曜日夕方、疲れ切った様子で帰ってきた息子。なんでも、2時半に起こされてそこからずっと起きてたらしい。そして、三十三間堂金閣銀閣、二条城、映画村…、京都在住歴のある私が「どないしたらそんなに回れるん?」 というハードスケジュールをこなしたのだから、バタンキューも致しかたあるまい。夕食もそこそこに、ぐっすり寝てた。

 が、そこに一本の電話。火曜日は本来なら塾の日。事前にきょうは休むとは連絡していたものの、「あす、別のクラスが同じ内容で授業しますので、できれば出席してください」とのこと。本人は夢の中だったが、厳しい現実にぶちあたった。

 翌日、塾に行く。そして、10月1日、運動会。文部科学省からのお達しで、アクロバティックな組体操はなくなったが、それでも練習は続く。

 秋の受験生は大変だ。でも、あと100日しかない小学校を楽しむことも大事、受験勉強も大事だ。体力的には今が正念場かもしれん。

 こんな忙しいのに日曜日、金魚つりに引き回した父を許してね。