眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

決意

二十数年前の某大学の赤本の資料によると、その大学の合格者の高校時代の評定平均をランク別にみると、2.4以下は2%以下だったと記憶する。


2年前、県内随一の進学校を目指す女の子は、入試前にも10時には寝てて、塾の先生に12月の懇談でぷっと吹かれた。

前の話は、私の話。あとの話は、娘の話。珍しい話ではあるのだろうが、いずれも合格した。

そんなDNAを持つうちの受験生。夏休みの勉強時間が塾の最小ランクにすら届かなくても、塾の宿題をやらないで居残りさせられたとしても、受かる人は受かる。落ちる人は落ちる。合格への道なんて、1つじゃないはず。父も姉も褒められるようなストーリーはない。息子だって、弟だって…。と、開き直ることにした。もう、夏は取り戻せないんだから、それくらいの氣でないと、少なくとも私は一月まで持ちません。きっと、DNAって大事。うん、信じられるのは、DNA。わが家の伝統っていってもいいかも。そう思うことに決めた!

でも、母はソコソコ、感動的なストーリー書けるんよな。うちの受験生、血液型は母と同じ。ちなみに私と娘は同じ。では、やっぱり…。

新学期スタート、そんなことを思っています。