眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

不朽の名作

夏休みの宿題かなんかは、知らないが、とにかく、娘、夏目漱石の坊ちゃんを読まないといけないらしい。ガッコの授業で一部だけ習ったらしいが、全部読む機会にしようというのが、先生の狙いのようだ。


ま、忙しければ、私のケータイの漫画アプリにあったように思うし、レンタル屋にいけば、ドラマかアニメかそれなりのもんもあると思うが、あえて言わなかった。確かうちの本棚に2冊あったように思うから…。

どんな経緯で2冊になったのかは記憶にない。私も妻も学生時代に読んだのを持ってきたのかもしれないし、間違えて買ってしまったのかもしれない。が、この前、さしあたり一冊見つけたので、深くは探さなかった。

その一冊。本の間から、毎年恒例の新潮文庫の百冊のチラシが出てきた。表紙は、若かりし頃の小泉今日子。調べると、1996年、30歳位のチラシだそうだ。というと、今から20年前の本なわけだ。

そして、昨日、出張のカバンからもう一冊の坊ちゃんが出てきた。そいつは、定価200円。今は、税込335円。値上がり率もすごいが、消費税は?本の裏書をみると、昭和61年刷。消費税導入は、平成だったものね。

その本のどちらかを娘が読む。いっそ、孫の代まで受け継ごうか、キョンキョンのチラシをつけて。