眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

模試と実力テスト結果

 先にも書いたが、今月の実力テストと、初めての模試の結果がかえってきた。返って来た当日、うちの受験生がやけに自信有り気に、「今日はテスト返ってきた」といっていた。その日は、仕事で熱中症になりそうなくらい疲れてたので、そのままおいた。

翌日、日曜日だったので、ゆっくりみようと、「その自信有るテストとやらを見せてよ」と、受験生にいうと、自室に取りに行った。そして、「もう一個あるんやけど、それは悪いで」という。

きけば、4月から毎月やってる業者の実力テストと、今月から始まった県立中入試形式の塾独自の「県立中模試」の2つが同日に返されたのだという。

まず、見せたのは実力テスト。今回はボーダー偏差値を超え、合格圏にギリギリ入った。しかも、3教科とも60超え。現状、マックスくらいの成績とは思う。息子が胸を張る理由もわからぬではない。

次いで見せたのが、模試。実力テストとは違い、解答はほとんどが記述式。しかも、理科や社会的な問題に対しても、文章で考え方を書くのがほとんどだ。正直、息子がこの形式の問題は初めて当たるもので、初にしてはまずまずの成績。ボーダーか、ちょっと下くらいの成績だとは思う。まだまだ諦めるといった感じではなかろう。

が、作文。50点中8点。100点に換算したら16点。箸にも棒にもかからない、とはこのことでした。600字の指定に関して書いたのが、約200字。通常8割の5 480字は埋めるべきと思っていたが、塾の見解は9割540字埋めなくてはならないらしい。いずれにしても、半分以下の文字数では、本番なら、読むに値しないから0点と言われても仕方ない。

息子に言わせれば、書いては消し、消しては書いてるうちに、紙が破れて、どないもでけへん!と、思った結果だそうだ。
  

総括   学力的には対応できるかもしれんが、今後は県立中入試への対応力、慣れが必要。でも、一番必要なのは、作文からも、わかるように、1点でも取ろうという努力、粘りだろう。もっといえば、受験生としての自覚なんだ。

目覚めるかどうか、やはり、そこが大問題であることだけはよくわかった。どうしたら起きるのかは、わからないが…。