眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

瓢箪から駒

 どこまで本気で言ってるのか、冗談にしても幼すぎると思うが、娘は何かにつけて「○○ちゃん、天才やからな」といいやがる。体だけは母親より大きくなったのに、まるで小学生のような物言いに少々、家族は辟易している。たまに、こちらがご機嫌斜めの時には「そんじゃ、ガッコであんたより上の子はなんなん? あなたが落ちた洛南の子たちはなんなん?」と、いってやると、黙るのだが…。

 娘のガッコ、三者面談が行われています。面談の際には、1学期末テストの結果も帰ってきます。前日も、「○○ちゃん、天才やから…」というたので、「じゃ、面談の時に天才かどうか聞いたげるわ」と母親に返され撃沈。それだけはやめて、と、懇願していました。

 そして、当日。まあ、ファミレス勉強会やったり、そこそこは勉強したような気もせんではないが、まあ、標準以下。帰っては昼寝、飯食って、テレビ見て、ちょこっと勉強して、爆睡。その結果が、

 これまでの最高位タイ。

 私が定める最上位にほんのちょっと足らないところにいた。

 面談で、先生からは勉強に関してはいうことがないです、とまでおっしゃっていただいたが、こちらとしてはぴんと来ない。母も、こんなに勉強しないんですよ、と、猛アピールしたんだが、先生が言うには、「灘あたりのトップクラスになると、ガツガツ勉強しないでもすっと東大理Ⅲに入る子がいると聞きます。レベルはともかく、そういうタイプなんでしょう」

 それって、天才?ってこと? 

まさに瓢箪から駒、うそから出たまこと。

 先生、ちょっと信じられまへんなあ。