眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

にんべん

 息子のこの前の実力テスト、理科の間違い。電池のつなぎ方の問題で、正解は「直列つなぎ」。息子の解答は。直「例」つなぎ。にんべんを多く書きすぎて、×。考え方としては、あっていたのに、痛い点を落としました。これで来てれば、3教科平均60に届いたのかも…。

 普通、例を列と間違うのなら、理解もできる。だって、足らないんだから。が、いらぬものを足して、列を例に書き間違うというのは、理解に苦しむ。怜と伶を間違うっていうのなら、同じ読みだし、勘違いとかで済ませるのだが、例と列は、形は似てても読みが違う。口では、ちょくれつっていうてるんだから、どういう考えなのか?

 息子、実は左利き。詳しいことは分からんが、右脳と左脳のバランスが右利きの私とは違うといわれる。アメリカ大統領のここ10代ぐらいのうち半数以上が左利きだったり、アインシュタインニュートンといった奇想天外な発想をした科学者も左利き、芸術家肌が多いともいわれる。ま、息子がそこまでのタマとは思わないが、右利きの人と考え方がきっと違うんだろうな。そう思うと、直例つなぎもなんとはなしに理解してやれる。

 とはいえ、入試の世界は、右利き圧倒的多数の中で行われる。となると、見直しを徹底させるとか、算数の計算式はきっちり書かせるとか、右利きの子よりも念入りにしなきゃならないのかも。が、息子、利き腕関係なしに、わんぱく小僧を絵に描いたような男の子。それができるとも思えないんだが…。でも、やらなきゃなあああああ。