眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

自覚

 息子の今月の実力テストの結果が返ってきました。先月に比べて、算数高値安定、国語暴落、理科横ばい、トータルでは少々の下げ。偏差値は目標の60台を割り込んだものの、最低限で踏みとどまったという感じでした。今回は、1教科だけできて、あとは撃沈パターン。これまでの傾向をみると、全部だめというパターンがないので、これが底か、と思いたいのだが…。しかし、こやつの得意科目ってなんやねん? トータル一年ぐらい塾に行かしたが、全く見えてこない。

 ただ、塾から帰ってきて、息子が開口一番いったことには、「今回、国語さっぱりやった」とまるで他人事の様。やはり問題はここよねえ。受験生としての自覚。

 私学を目指している子たちは、そろそろ現実的に見合った学校に照準を絞りだす頃。6年ぐらいから塾に通いだしてトップ校に入る猛者も年に一人や二人いるだろうが、あくまで少数。4年あたりから塾通いしてると、「もうトップは無理だから、なんとか二番手」とかいう話が出てきたりする。その点、県立中学は二校あるといえども、レベルはほぼ同じ。受かろうが、落ちようが目指すところは一つだから、気が楽といえば楽だ。大体、その学校をなぜ志望するのか、って尋ねられたら、こっちの方が家から近い、っていう意見が最も多いっていうんだから、のんびりしてるんだろうけどなあ。

 ま、夏休みを迎え、少々、受験生ムードも高まりつつある県立コース。夏に目覚めるのかなあ、うちの息子…。