眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

1年

 ここにブログを書き始めて、今月でちょうど一年になる。当初は、私立中高一貫校の姉の様子を書こうと立ち上げたのだが、ネタに困り、ついでに息子の中学受験も書きはじめて、今に至っている。一年を機に、過去の記事を振りかえってみた。と、一つのことに気付く。

 息子、新しい塾に入って約3か月、一度も辞めるっていってないのだ。

 昨年の今頃、毎日の宿題に追われ、毎月のように辞める、辞めるって言ってたことが書いてある。特に算数に悩まされ、鶴亀算旅人算に泣かされ続けた。姉が家ではさらっとしか勉強せずに合格したのを見て、自分も簡単にできると思っていた節がある。まだまだ、遊びたい盛りだった(今もそうだが…)こともある。塾の先生とあわなかったというより、こわもての先生が嫌い、っていうところもある。いろいろあって、結局は、やめる、やめるって言い続けてたのが、去年のいまごろ。

 ここは我慢のしどころ、なだめすかしてやってきたものの、結局は2か月後、ドロップアウトするのだが…。

 娘は、トップ集団の上の方にいたいという気持ちが強い。あくまでトップ集団のトップになりたいという気持ちはないが…。息子は、どんな集団でも下の方がいやなタイプ。私学受験コースでは、5年生から入ったこともあって、成績は下の方、それが一番のネックだったのかもしれない。今、県立組では、そこそこの位置につけていることは分かってきたみたい。それが、やめる、っていわない理由だとも思う。

 息子に聞いてみた。「なんで、塾辞めるって言わんの?」

 息子曰く「だって、前に比べたら、くそ簡単なんやもん」

めっちゃ、ストレートなご意見ですが、これが息子にとってあっているのかも。少なくとも、辞めるって言わないところを見ると、そうなんだろう。あと半年強、辞めるっていうなよ。