眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

うさぎとかめ

 娘のガッコ、春にホームページをリニューアルしてから、学校ブログというのができた。内容的には、入学式とか球技大会とかの学校行事の写真を何枚か載せ、ちょっとした紹介文が入ってるだけ。来年になったら読まないかもしれんが、今年は初めてなので、ちょこちょこ見ている。

 先日の内容は、中間テスト前日。校内の図書館や自習スペースで勉強したり、教室で先生に質問している姿の写真が何枚か載っていた。コメントも、しっかり対策して試験に臨めというような、激励の言葉が入っていた。ある意味、衝撃的な写真でした。

 娘のガッコ、試験前は昼までに授業が終わり、あとは自主学習という名の実質放課後になる。というわけで、弁当を持参しなくていいので、母親は喜んでいた。が、この写真、日付からして、その自主学習の日の出来事ではないのか? つまり、あちらこちらで試験勉強しているのは、午後からだろう。ガッコには、食堂もないから、その日もみんな弁当持ってきてたってこと? 試験前ってやっぱり、みんな勉強するよね。徹夜なんかしちゃう子もいたりするんじゃないの? 

 娘に問いただすと、「たぶん、そうなんちゃう?」。

 その日、昼過ぎに帰ってきた娘は、晩御飯まで約4時間、仮眠という名の爆睡時間になっていました。その間、同級生たちは、ガッコで粛々とお勉強。もちろん、帰ってからもやったんでしょう。

 まさに、うさぎとかめみたいな話。

 そして、試験中。毎日、テストを受けるたびに「きょうは、でけへんかった」と、落胆する娘。はたから見たら、そりゃそうよな、としか思えないんですけど。

 今日あたりから、ぼちぼち試験が返ってくるらしいが、うちのうさぎさん、とっとと起きてもらわないと困ります。