眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

東大への道

 娘のガッコ、中間テストが始まりました。ほかの学校より、少々遅めなのかもしれません。

さきにも書いたように、今年の定期テストの結果が、3年次のクラス分けに直結するので、試験発表前はやる気スイッチが初めて入った娘でしたが、発表されたとたん、ペースダウン。まあ、去年よりはましなのかもしれないが、エアコンでいう送風ぐらいのモード。運転はしてるものの、役に立ってんだか、立ってないんだかわからんって感じです。

 娘のガッコ、修学旅行は高校のみ。間、毎年、林間学校にはでかけるが、遠足もないし、中学の修学旅行もない。うちの県の公立中学の修学旅行は東京見物と私たちの世代、いや、祖父、祖母の時代から続く伝統行事だが、娘たちはその機会がない。大学受けに行くときが初めての上京っていう子も結構いるのかもしれんね。

 その代りというわけではないのだろうが、中3時には希望者のみ、東大見学会なるものがあるらしい。赤門くぐって、安田講堂みるのはもちろんだが、ガッコOBの研究室を訪れて、実際に機器を触らせてもらったりするという。小学生の時、ガッコの説明会を聞きに行って、唯一関心を持ったのが、東大見学のところ。説明会が終わって「絶対に行かせてよ」と言っていたが、「まずは、中学に入学できるかどうかよなあ」と笑った記憶がある。

 ま、早稲田や慶応と違って記念受験すらできないかもしれない大学ですから、いっとく価値はあるんでしょう。というより、田舎者の少女ですから、東京っていうものを見てみたい、という気持ちも強いんでしょうな。が、希望者のみという触れ込みの東大見学ですが、希望したからと言って必ずしも行けるもんでもないらしい。OBさんの都合もあるから、何百人もというわけにもいかないだろうしね。その決め方、やっぱり、成績…というウワサがたっているらしい。かろうじて娘が送風モードになっているのはそのためだと思われる。

 やはり、東大。見物しに行くだけでも厳しいもんです。そして、昨年、ガッコから東大に行ったのは一桁…。