眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

友と友の間で

 娘のガッコ、先日の学校説明会に合わせて当然ながら、今年度の入学案内みたいなパンフレットができたらしい。まあ、この類いのものは、学校でも塾でもそうなんだろうが、一番賢い子に体験記をかかせて、いかに学校がすばらしいか、塾で成績が伸びたかを声高らかに歌い上げる。あと、数枚のスナップ写真では、かわいい女の子かイケメン男子が校内で楽しげにしているところを載せて、ビジュアル的に良さを訴えるのが相場。もっとも、学校や塾に聞いても、成績優秀者はともかくとして、写真の方は否定するかもしれないが…。

 今年度号は、現二年生が主役。声高らかに、学校を褒めちぎっているのは、

 うちの娘

の永遠のライバル。小学校時代、塾で首位争いを仕掛けて、10回やって1回勝つかどうかのライバルだったが…。塾内からのガッコへの進学者が少なかったため、入学来の友達になった。

 そして、写真の方、かわいい女の子部門で大きく写真が載ったのは

 うちの娘

 

の、中学になってから同じクラスになった一の友だち。ついこの間も、ふたりで「ちはやふる」みてきました。そういや、以前、駅でうちの息子と姉の同級生何人かがでくわしたとき、息子がいうには「お姉ちゃん、2番目にかわいかったわ」といっていたが、その一番目がその子。娘の二番目はリップサービスとしても、学年一だったんだね。息子、見る目ある。

 そんな話を聞いて、娘にひとこと。

「お前、友達の中ではあほでブスってこと?」

 お年頃の娘に蹴られ、「死ね」っていわれました。

まあ、冗談の分かる娘でよかった