眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

連休明けの予定

 息子の塾が通常に戻り、っていうか、初めて新しい普通の授業を受け始め、約2週間。週3回、2時間の授業をこなし、塾の宿題、学校の宿題、そして週一の空手と忙しくなってきた。まあ、約半年ぶりの受験生だし、慣れてくるまでは結構大変そうだ。

 ただ、今の塾というより県立受験コースは、知識自体は小学校の範囲を超えないので、教材自体の難易度は低い。私学コース時代は、鶴亀算とか旅人算とかに、文字通り泣かされ、涙を流しながら机に向かっていたが、まだそういう光景は見かけない。案外あっているのかも…と思っている。ただ、難易度が低いってことは、それだけ確実性を求められる。しかも、本番の入試はほとんどが記述式。一問一答形式の問題が解けたからと言って、安心できるものではない。まだ、塾のカリキュラムではそこまでいってないようだ。

 連休中に大ホールに塾内各校の生徒が集まって、勉強会をするらしい。その一番の目的は、連休明けにも行われる実力テストの試験勉強という。全国規模で模試を行っている業者テストらしいのだが、さて…。

 娘も受験生のころに受けたというが、私学コースでは、四谷大塚のテストがメーン。ま、四谷大塚が関西でどれほどの情報を持っているのかは疑問だが(実際、判定できる学校限られてるし)、それを指標にああでもない、こうでもないと考えてきた。息子が今度受ける業者のテストは、ほとんどデータとして塾でも扱われなかったので、こちらもなじみがない。偏差値的には、大体、5~10違うと娘は言っていた。

 しかも、そのテスト、A,B、2つあり、娘の時代は、私学がB、公立と受験しない組がAの試験をした。当然のことながらBの方が偏差値が低く出る。娘がサンプルをみたところ、今度受ける試験はAの方。となると、四谷基準で行くと、10~15ぐらい違うんだろうか? つまり、四谷偏差値50が、Aテストでは65くらいになったりする? そういや、娘、某塾の塾生が受けないオープン模試を受けて、とてつもない偏差値だしたことあったわ。でも、1年の時はガッコでは、あほクラス…。それに近い?

 塾の説明会では、このテストで65を取れる知識があれば、記述能力を抜きにしたら事足りるらしい。60が一応のボーダー、50台でも合格者はいるっていう説明は受けている。でもねえ、全く、わからんから、ええようにも悪いようにも想像してしまう。

 息子の立ち位置と模試のラインがわからない今、連休明けが楽しみでもあり、不安でもある。せめて、頑張ったら合格できるっていうラインぐらいには届いてほしいが…。