眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

遅れ

娘、3月にほとんどガッコに行かなかったので、少々、勉強が遅れ気味。公立育ちの私の感覚では、3月なんて試験終われば、ほとんど授業なんてないようなイメージだった。が、そこは中高一貫校。テスト明けも、ぐんぐん進んでいるらしい。まあ、英語は公文での知識のお釣りがまだあり、国語や理科、社会は、覚えるだけのところ。が、数学だけは、抜けたところの上に進行形の単元が重なっているらしく、一番のネックらしい。


 数学。二次方程式らしいのだが、もう視覚的に私は受け付けない。中学範囲だから、なんか公式あったなあ、くらいは覚えてるけど、解けと言われると…。昨日もリビングで問題集広げてやってたが、自分も分からず、親も分からず、八方ふさがりになって、「わからん」を連発していた。一縷の希望を託して、私に聞きにくるが、わからんもんはわからん。「わし、中学のときは、簡単にできた覚えあるから、教科書見直したらできるはず」と、無責任な言葉を吐いて、風呂に入った。

風呂から上がると、娘、できたっていう。ほほー、口から出まかせのアドバイスが役に立ったのかと思った。が、種をあかせば、スマホでその数式打ったら、ヤフー知恵袋に同じ問題の質問があって、よく分かった、という。

数年前、京大入試で知恵袋を使った不正があったが、彼もそんな風に勉強してたのが、エスカレートしたんかな?

やってる内容は大して変わらんのだろうが、学習環境は大きく違ってきてるんだなあ、と実感。ま、いつもは、スマホが勉強のジャマしてるもんだとばかり思ってたが、なかなか使えるやつって見直しました。