眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

十三参り その2

十三まいり初体験から2年。正直、その存在すら忘れかけていたが、何かの拍子に息子がその年になったことに気づく。慌ててカレンダーを見ると、今年の4月13日は平日。1番近い日曜日が、10日であることが分かった。が、その日は、塾のガイダンスの日。夕方からだが、娘の時の大阪の寺に行くには、ちょっと忙し過ぎる。


地元では、そういう風習もなく、十三まいりに行ったという話など聞いたことない。こちらとしては、娘の時で面白い経験をしたという満足感もあり、最悪、いかんでもええか、という気持ちもあった。期待もせずにググってみると、ありました。しかも、うちの市内で一番有名な寺。人一倍、仏様のお世話にならないと受からないであろう息子、やっぱり詣でなければ…と、智恵を授かりに行くことにしました。

まあ、大阪よりは少ないだろうが、こちらも西國霊場にも数えられる有名な寺。そこそこの人数がいるものと、石段登って境内に着いた。が、子供の数は、まばら。時間になって本堂に入ると、4組しかいない。やはり、そんなもんかな?  ま、親子ともスーツ姿が1組、晴れ着の女の子が1組、あとは普段着のうちともう1組。ええとこの子比率は同じくらいかな。

ただ、1200年の歴史を誇る寺の特別本堂に4組だけ招かれての、儀式は、なんだかありがたいような、もったいないような。不思議な感じはしました。しかも、ご祈祷料が前の半額以下、お土産もたくさん頂き、お得感もありました。
参拝者数が少ない分、たくさん智恵をもらってきたはずの息子。姉と同じように、十三参りも済ませたのだから、来年の結果の方も…。