眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

中一総括

 娘のガッコ生活、一年が終わりました。

 入学直後に発表されたクラス分けで、娘は上位組に入れませんでした。親としては「さすが、○○。小学校や塾で少々成績が良かったぐらいでは、上には来られへんもんや」と、ガッコのレベルの高さに感心していた。受験時代から、勉強時間が短い娘だから、これで頭打ったら伸びるかも…。とは思いましたが…。ただ、後で聞くに、塾でも小学校でも、娘が上位クラスに入らなかったのは、意外と思う人が多かったのだとか。

 定期テストなどを数回こなすうちに、大体の立ち位置がわかりました。確かに上位クラスに入っていてもおかしくない順位を取ること数回。科目によっては、学年一位というのもあったように聞きます。2学期末は、最上位にあと一歩というところまで来たのは驚き以外の何物でもありません。相変わらず、勉強時間は短いし、スマホばっかりいじってるし、テレビもダラダラ見てるし…。

 対外的なデータから見ると、娘のガッコは昨年実績で東大、京大、国公立医学部に70人ぐらいが通り、そのうち50人ぐらいが現役といいます。娘曰く、「近年まれにみるレベルの低い学年」らしいですが、昨年実績の八割としても、娘の番手は、結構いい線行ってる気はします。

 ただ、親としては、ようわからん。よその子が東大生、京大生、医大生と聞けば、途端にその子がカシコそうに見えますが、うちの子が行けるかもしれんとか言われても、信じられない気持ちの方が強い。いつか、うちの子だったら大丈夫っていう日が来るとは到底思えないし、将来、「こんなええ成績の時もあったのに…」という姿の方が想像しやすい。

 ま、大きな問題もなく一年過ごせたことをよしとしよう。